【2023/11/16(木)活動報告@音羽えびすの郷】
今回は、江戸川橋にある介護老人保健施設「音羽えびすの郷」へ。リーダーのケニーさんとみちこさんと私まりこ、三人での活動です。みちこさんは現役の介護職員でいらっしゃり、ご高齢者への接し方など、いつもとても勉強になります。タンゴの経験はないということなので、絶賛勧誘中です。
こちらは大規模な施設で、5フロアもあります。フロア毎の開催なので、前回お会いした時から2か月くらい経ってしまいました。それでも覚えていて手を振って迎えてくださる方もいらっしゃいました。
いつものようにお一人ずつにご挨拶、そしてストレッチ。今回取り入れた動きは「肩」。肩を強くすくめて、ふぅっと息を吐きながらリラックス。これを数回繰り返しました。手や足に麻痺のある方でも参加できる動きで、しかも肩こりに効きますね。
そして手タンゴからリズム体操へプログラムが進みます。このあたりから、皆さまの表情が生き生きと輝きはじめるのです。「タンゴは大好きなのよ。今の若い人は藤沢嵐子なんて知らないわよね?」若い人ではないけれど「知っていますよ!すごい歌手ですよね~」話が弾みます。
いつも参加してくださる男性のお一人は、事故に遭って足が不自由になったというお話をしてくださったのですが、大きな手拍子で場を盛り上げてくださいます。「今日はいつもにも増して美しいねえ!」えぇっ!私ですか???そんなに褒められちゃって、どうしましょう。お若いころはずいぶん女性にモテたのでしょうね。そんなおしゃべりを楽しみ、リズムに合わせて体を動かします。
休憩時間にはケニーさんと私でタンゴの名曲「エルチョクロ」を踊らせていただきました。皆さま大好きな曲です。褒められたお礼の気持ちを込めて踊りました。
ダンスタイム、座位のまま、あるいは立ち上がって腕を取ってステップを楽しみます。そして最後のタンゴセラピー体操、壁のクリスマスの「貼り絵」にちなんで「ライトアップの輝く星」。頭の上で腕を拡げて手のひらもパッと広げて輝きを作りました。バッチリ決まりました。最後にお一人ずつに「アブラッソ(スペイン語でハグの意味です)」でご挨拶。最初は参加されずに見守っていらした女性のご入居者さまも、表情が優しく柔らかく変わって、あたたかいアブラッソを返してくださいました。
今回も施設のスタッフの方が積極的にご参加くださったのですが、帰りがけに「さっき階段を降りかけたのだけれど、音楽に惹かれて戻ってきちゃったわ!」と。とてもお忙しいお仕事の中、なんて嬉しいことでしょう。私たちもご一緒に活動ができて幸せでした。
今回も皆さまのおかげでとても素敵な活動になりました。ご参加くださった皆さま、スタッフの皆さま、ボランティアのみちこさん、ありがとうございました!!!
活動プログラム
* 自己紹介
* ストレッチ
* 手タンゴ
* リズム運動
* 休憩 (ダンスデモ ケニー&まりこ)
* リズム体操
* ステップ練習
* ダンスタイム
* タンゴセラピー体操
* アブラッソでご挨拶
第15回
入所者さま参加者 18名、(車椅子の方10名)
リーダー : ケニー
アシスタント:みちこ、まりこ
次回の活動は12月7日(木)となります。
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