今回の訪問活動は、ラヴィーレ駒沢公園。
先日りょうこさんと初参加のゆりこさんと３人で行ってきました。

こちらの施設は、田園都市線の駒沢大学駅から歩いて２０分ほどの場所なのですが、学芸大学から出るバスが、目の前に止まるため、学芸大学駅でボランティアメンバー同士待ち合わせています。

会場に到着すると、施設職員さんが、「それではこれから皆さんに声をかけてきますね！」とのこと。こちらの施設は、みなさん昼食を２手に分けて召し上がり、そのあとうっすら眠気のある午後にタンゴセラピーにご参加くださっています。
今回もちらほらちらほら会場にご利用者様が集まり始めたので、お一人ずつゆっくりご挨拶をしました。

そこで大発見があったのですが、今まで活動中はあまり動かれず、お声かけにもあまり反応されなかった方が、笑顔で質問に答えてくださったんです！

「高校時代には色々タンゴの曲を聴いていたわよ。父が好きだったから、知らないうちにたくさん聴いていたの。」「懐かしいわね。」

と。タンゴセラピーの嬉しいことの一つに、何回も行くうちに、ご利用者様の様子が変わっていく、ということがあります。　今回のその方も前回もあまり話しかけにくい雰囲気で、お誘いしても断られる感じでした。

他にももうお一人いつも険しい顔をされている方にもご挨拶すると、その方も少しだけお返事を返してくださり、表情も少し和らいでいらっしゃいました。こうして少し早めの時間から入ることで、皆さんとゆっくり話す時間も取れていいなと改めて感じました。


そして、ストレッチ、手タンゴと進めていったのですが、みなさん、本当によく歌います。音程をずらしてハモるようにされる方がいたりして、まるで合唱団のようでした。

今日はタンゴのアブラッソも入れてダンスタイムを行いましたが、その最後に、お一人のご入居様が、ピアノの生演奏で、小さな喫茶店とIsla de Capriの２曲を混ぜながら演奏してくださるというとても嬉しい時間がありましたので、その時間で良子さんと一緒に踊りました。

とっても思い出深い１日になりました。


ゆりこさん、りょうこさん、そしてラヴィーレ駒沢公園の皆様、ありがとうございました！