【2023/5/26(金)活動報告@介護老人福祉施設シルバーピア加賀】
〜私も社交ダンスはたくさん踊っていたのよ〜車椅子をご利用で元気に踊られていた利用者様より〜「ご利用者様の笑顔で元気が出ました」ボランティア参加者より〜
ケニーです。
今日は十条にある介護老人保健施設、シルバーピア加賀へ訪問に行きました。
新しいボランティアの方が、6名いらっしゃり、施設に着いてからは安全のためのレクチャーをしっかり行いました。日本語が片言の方もいらっしゃったのですが、通訳できるボランティアさんもいらしたので、助けていただきながら進めることができました。
こちらの施設はもう4回目になるのですが、とても大きい施設のため、本日のフロアははじめての開催となりました。ご参加の皆さんは車椅子をご利用の方が多く、立ち上がることが難しい方の割合が多いフロアでした。
まずは最初に自己紹介をし、皆さんにタンゴのことを質問しました。何名かの方が笑顔で手を上げてくださいました。その後は久枝さんがストレッチを担当し、ボランティアメンバーはご利用者さんの周りの空いているところへ移動し、コミュニケーションを取りながら、ストレッチを進めていきました。
その時はまだ少し空気に緊張感があったのですが、それから手をつないでのストレッチを行うことで、少しずつ緊張感がほぐれていく感じがしました。
それから私にかわり手拍子を使ってリズム運動を行いました。手拍子をできる方できない方もいらっしゃいましたが、遠くのほうに座っている方も笑顔で元気よく参加されていらっしゃいました。途中から手拍子にハイタッチを混ぜて、ボランティアメンバーが利用者の皆さんと交流できるような形を取ると、ボランティアメンバーにも笑顔がどんどん増えてきました。
だんだん施設全体の空気がほぐれてきた感じがして、皆さん楽しそうに雰囲気になってきたので、そこからはステップの練習を始めました。ステップは座ったままでもできる簡単なステップを使い、車椅子をご利用の皆さんも手を取り合いながら、私たちと一緒にタンゴのステップを楽しみました。
お一人の方は若い頃、社交ダンスをやっていたのよと言いながらとても嬉しそうに踊られていました。
また、表情を出すのが難しかった方も近くに行って手を繋ぐと、笑顔になられる方がたくさんいらっしゃいました。
あっという間に時間が過ぎて、アブラッソでの交流タイムとなると、最初の緊張感からは考えられないくらい、みなさんの表情は和らいでました。最初に職員さんから感情の起伏が大きい方がいると言うことも聞いていたのですが、その方もとても楽しそうに参加されていました。
最後はタンゴセラピー体操で締めました。最後のポーズはハイタッチをするような感じで、手を上げ、ボランティアメンバーが近くの皆さんとハイタッチをして回りました。
すべての活動が終わりメンバーが挨拶をすると、職員さんからご利用者さんを代表してお一人の方が挨拶したいと言ってくださり、その方がとても大きな声で挨拶してくださいました。
「ありがとうございました。また来てくださいね。」
こちらの施設ではとても規模が大きいため、毎月皆さんにお会いすることはできませんが、また皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。ご参加下さった皆様、ありがとうございました!
活動プログラム
* 安全レクチャー(別室で)
サポートチームの皆様、ありがとうございました!
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