【2023/7/21(金)活動報告@ラヴィーレ駒沢公園】
まりこです。
今日の訪問活動は、ラヴィーレ駒沢公園、斜め向かいが駒沢公園で緑豊かな施設。少し爽やかな風が感じられる夏の日です。
いつもの第三金曜日のお伺いです。リーダーのケニーさん、セラピストのロッシさん、りょうこさん、まりこの4名での訪問です。ロッシさんはバイクで来たのだそうで、鮮やかなバイクパンツにヘルメットを抱えての登場でした!
会場となるリビングに伺うと、最初は4~5名、椅子にかけて待っていてくださったのですが、三々五々ご参加者さまがお越しになり、サロンはほぼ満席になりました。こういうスタートの仕方も本場のミロンガみたいで、ちょっと素敵な気がします。開始前に皆さまおひとりずつにご挨拶をしました。
実は、私たちが到着したころに廊下のベンチに座っていらっしゃった「仲良し3人組」の女性から「アルゼンチンタンゴってよくわからないから、ちょっと踊ってみて!」ってお声がかかりました。ケニーさんが即席で音楽を口ずさみながら廊下で「ちょこっと」踊るのに、私まりこも「ちょこっと」参加しました。私たちも楽しかったし、喜んでいただけたようでよかったです。
こちらの施設には音楽が大好きな方、ダンス経験のある方が何人もいらっしゃるので、できるだけ楽しんでいただけるように、まず、タンゴのデモをみていただきました。ご参加者さまからは「素敵ねぇ」とため息が漏れていました。
ストレッチ体操、手タンゴに続き、ステップを練習すると、リズムも完璧にこなしていらっしゃるので、休憩中のワルツのデモのあと、すぐにダンスタイムをスタートしました。
デモの時には、音楽が大好きな方たちがずっと曲を口ずさんでくださいました。美しい、力強いソプラノの合唱で、私たちを応援していただいているみたいに感じました。
そして、ダンスタイムです。いつものように肘を支えてのダンスではなく、タンゴの組み方(アブラッソ)でステップ、前歩き、後ろ歩きをしていただきました。このほうが、ずっとタンゴらしいし、盛り上がるなあ、と感じました。
今回も嬉しいことがいくつもありました。前回も参加してくださった方が「アブラッソ」という言葉を覚えていてくださったこと。また、立ち上がったり歩いたりすることが難しい方々も、私たちが手を取ると手や足を動かして一緒にリズムを取ってくださったこと。毎月訪問していると、こうしたご参加者さまの身体や表情の変化が見られることが本当に嬉しいです。
そして、あっという間にタンゴの名曲「エルチョクロ」に乗せたタンゴセラピー体操の時間に。ここでまた、驚くことが!ひとりの方が「前回はハートをぱっと開くポーズで決めたわね」と!!!覚えていてくださったのですね!私たちのほうが忘れていました...
今回は夏だし、夏祭りの季節だし、盆踊りのポーズ?と話が進み、「写真を撮るときはピースサインよ!」というご参加者さまのアイディアを加えて、「盆踊りwithピースサイン」のポーズを決めました。
そして最後のアブラッソでの挨拶タイム。「汗かいちゃったのね、着替えたほうがいいわよ」「手が冷たいわねえ、あっためてあげるわ」と優しい言葉をいただきながらアブラッソでご挨拶をしました。「楽しかったわ~。また来てね~」という嬉しい言葉も多くのご参加者さまからいただきました。
靴を履き替えて帰ろうとしていると、サロンからピアノが聞こえてきました。曲は「夏の思い出」、変調からバリエーション、ライブに行ったみたいな素敵なピアノでお見送りいただきました。ラヴィーレ駒沢公園の皆さま、ありがとうございました!
活動プログラム
* ご挨拶
* デモ(りょうこ&ケニー)
* ストレッチ(まりこ🔰)
* 手タンゴ
* ステップ練習
* デモ(ロッシ&まりこ)
* ダンスタイム
* タンゴセラピー体操
* アブラッソご挨拶
第16回
参加ご利用様;15名(車椅子ご利用の方3名)
リーダー : ケニー
アシスタント:ロッシさん、りょうこさん、まりこ
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