【2023/8/1(火)活動報告@デイホーム笑み】
ケニーです。
今日の東京の空は、ここ最近とは打って変わって大荒れの天気でした。
私が家から出ようとする時には、まだ雨は降っていなかったものの、曇り空からはゴロゴロと大きな音が鳴り響き、時折ドーンと雷の落ちる音も聞こえていましたので、自転車で行くのを諦め、電車に乗って現地へ。
最寄駅の四谷三丁目に着くと、予想通り、駅の改札の外にはたくさんの人が雨宿りをしていて、電車に乗っている間も、何度も雷の音、打ちつける大雨の音が聞こえていました。幸い、今日の参加メンバーのじゅんこさんとエミさんとは駅の構内で会えたので、そのまま少し雨宿りをして、少し雨が落ち着いてから施設に向かいました。
施設に着くと、職員さんもご利用者様も私たちのことを心配してくださり、みなさんの話題は雷でおへそを持って行かれるということでもちきりでした。
今回は、先日セラピスト講座を卒業されたばかりのじゅんこさんが、最初のストレッチと、手タンゴを担当しました。少し緊張感があったものの、こちらのデイホーム笑みの皆様は、とにかくタンゴが好きな方が多く、ストレッチの時点で皆様の動きはまるで踊っているようでした。そのみなさんの笑顔にじゅんこさんもすぐにリラックスムードになり、その後の手タンゴも順調に進められました。
お一人のご利用者様は、収支ご自身の好きな曲が流れると、鼻歌を歌い、曲名を言っただけでもその曲のメロディーを口ずさむほどでした。みなさんのノリがとても良く、職員さんもみなさんで協力してくださるため、プログラムは早めの段階でダンスタイムとなり、みなさんが積極的に参加。ボランティアメンバーとご利用者様のペアだけでなく、ボランティア同士や、職員さんとご利用者様、そしてボランティアメンバーと職員さん、といった、本当にその場の皆さんが一緒にダンスを楽しんでいました。
今回も、えみさんと一緒に一曲踊らせていただいたのですが、踊っている間も、「一歩が違うわね!」「うわー、あんなふうにやらなくちゃ」とか色んな声が周りから聞こえてきて、嬉しかったです。
そして、楽しい時間はあっという間に過ぎ、タンゴセラピー体操の時間へ。
恒例の最後のポーズ決めは、お一人のご利用者様のアイデアで、暑いから涼しくなるように、幽霊のポーズを。
この幽霊のポーズにも作法があるとのことで、右手を前にしないと河童の幽霊になっちゃうよ。とのことでした。
そして、皆でばっちりポーズまで決めた後は、みなさんで感想を伝え合いました。
若い時のことを思い出したと言われる方も多く、その中でもお一人の方は、父親が色々なところへ連れて行ってくれて、その時代は、そこで踊るのが当たり前だったお話をしてくださいました。また、ダンスタイム中に力強いアブラッソをしてくださった方は、「この手で生きてきたのよ!」とおっしゃり、その言葉通り、その手、そのアブラッソからその人の人生が伝わってくるようでした。
そして、職員さんからは「タンゴセラピーの皆さんが来てくれるようになってから、タンゴの音楽を流す機会も増えて、職員とご利用者様の距離感も近くなりました。」と言ってくださったことは、本当に嬉しかったです。
デイサービス笑みの皆様、ボランティアの皆様、今回もありがとうございました!!
活動プログラム
* お一人ずつとご挨拶
* タンゴにのせてストレッチ(じゅんこさん)
* 手タンゴ (じゅんこさん)
* ステップ練習(立位)
* デモ(ケニー&エミ)
* ダンスタイム
* タンゴセラピー体操
* 皆さん一人一人挨拶
* アブラッソでご挨拶
第8回
参加ご利用様:10名(車椅子ご利用の方1名)
リーダー : ケニー
アシスタント:えみさん、じゅんこさん
★★★新宿区での活動は、新宿区社会福祉協議会様に御後援頂いています。★★★
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