ケニーです。
今日も、ギラッギラの太陽の下、初の訪問となる、サービス付きシニアマンション、「デュオセーヌ江古田」に、セラピストメンバーの、あきさん、まりこさん、ともこさんと一緒に行ってきました。
朝から天気が不安定で、最近はゲリラ豪雨も多いのでドキドキしていましたが、幸い気持ちよく晴れました。
会場に到着すると、先にこちらの場所をご紹介くださった練馬区社会福祉協議会の職員さんが到着されていて、一緒にご参加くださいました。
本日現地からのご参加者は12名、職員さん3名という事で、私たちと合わせて20名での活動となりました。
会場に皆さんが少しずつ集まってくると、今回のために職員さんが作ってくださったチラシを持ってきてくださった方も。「心、脳、身体を元気に!」と、私たちのコンセプトがチラシにも書かれていて嬉しかったです。
みなさんにタンゴの質問をすると、なんとほとんど全員がタンゴを聴いていたということで、踊りを見たことがないのは職員さんばかりでした。
初対面でしたので、自己紹介をしながらみなさんと対面でご挨拶をし、ゆっくりとストレッチからプログラムを進めていきました。
すると、手タンゴで隣の方同士とのふれあいができてきたくらいから、みなさんの表情がよりイキイキとしてきて、その後のリズム運動ではみなさんノリノリになられていました。
運動量が上がって来た感じがしたので、まだ開始から20分でしたが、早めに休憩を入れ、私とまりこさんで、一曲踊らせていただきました。
それからみなさんでの ダンスタイムは、「タンゴはまず一緒に歩くことからやってみましょう」とお伝えし、私は普段歩行器使ってるから難しいわとおっしゃる方もいらしたので、
・座ってのやり方
・立ってその場でのやり方
・歩くやり方
を説明して、さてやってみましょうと音楽をかけると、
、、、、、、なんと!
全員が立って踊っているではありませんか!
職員さんもサポートに入ってくださり、ご夫婦で踊られる方もいらして、その場は即ミロンガ(ダンスパーティ)のような光景に。
通常なら途中でペアを交代しましょうとお伝えするのですが、みなさんの様子を見ると楽しそうに疲れの様子もなく踊られていたので、そのまま一曲皆で踊りました。
全員が一曲まるまる踊る形だったため、少し休憩時間を作るために、アブラッソの話をしました。
アブラッソは、タンゴを踊る時にもするし、挨拶をする時にもしますという話をして、タンゴのアブラッソの形を皆で練習し、その後もう一曲歩くことを中心でのダンスタイム。
ご参加者の皆さんは、先程の1曲よりも要領を掴まれたようで、よりスムーズに曲に合わせて歩かれていました。そのダンスタイムの中で出た会話がこちら。
■「50代のころに社交ダンスをしていたのよ。そのあと足を傷めてしまって...そうね、今日は久し振りに踊れるのね!」
■主人は学生時代にジルバを踊っていたのよ。いいえ、出会ったのは学生時代じゃないのよ、私はジルバはあんまりできないけれどね。主人も誘ったんだけれど、来ないのよ(笑)
■「30年ぶりだね~💕」というご主人様に「そうかしらね」とさらっと返した奥さま。素敵なカップルでした。
そして次の休憩タイムには、「カベセオ」というタンゴ特有の踊りを誘うときの方法を皆さんにレクチャーしました。その時驚いたのは、一緒にやってくださった方のカベセオがとても自然で素敵だったこと。
でもよく考えてみると、それだけ今までたくさんの方とコミュニケーションをとってきた方々ですから、アイコンタクトもお手の物なのかもしれません。
最後に一曲そのカベセオを使って皆で踊ってから、挨拶をして、アブラッソタイム。今度のアブラッソは、タンゴのアブラッソではなく、気持ちを込めた感謝のアブラッソです。
みなさんが、とても自然に踊ることができたのは、ボランティアの皆様、そして職員の皆様が、サポートしてくださったからです。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
また皆様にお会いできる日を楽しみにお待ちしています。
活動プログラム
* ご挨拶
* タンゴの質問(殆どの方がタンゴを知っていた)
* ストレッチ
* 手タンゴ
* リズム運動
* 休憩(デモ:ケニー&まりこ)
* ステップ練習
* ダンスタイム(3曲)
* 皆で感想タイム
* アブラッソでご挨拶
第1回
参加ご入居者様;12名
リーダー : ケニー
アシスタント:まりこさん、あきさん、ともこさん