【2023/9/21(木)活動報告@ラヴィーレグラン四谷】
まりこです。
少し涼しくなりましたが、今日は強風。5回目の活動となる四谷三丁目の有料老人ホーム「ラヴィーレグラン四谷」に、リーダーのケニーさん、セラピストのえみさんと私まりこ、そしてボランティアサイトのActivoからのご応募で、中国出身で社会福祉を勉強中の大学生のリンさんが参加され、4人で行ってきました!
リンさんは今回が初めてのタンゴセラピーでしたが、高齢者施設でのボランティアに向けて、わくわくされている様子でした。
こちらの施設は入居型の有料老人ホーム。リッチな雰囲気のあるホーム内にはBarカウンターもあり、タンゴセラピーを行う会場の外にもテラスが広がっています。タンゴの音楽がとても映える空間です。
控室でリンさんに安全な活動に向けたガイダンスを行い、会場に到着。皆さんと再会の挨拶をし、スタート。リンさんには明るいご利用者さまたちから「若いわねぇ!」と声がかかり、笑いとともに緊張がとけました。年代の違う人とのコミュニケーションは、それぞれの違いを楽しみながら、会話ができるので、ボランティアメンバーにとっても、ご利用者さまにとっても、嬉しい交流になることが多いです。
こちらには、ダンスと歌が大好きで、立ちあがって踊ることを楽しみにしている方も多いので、ケニーさんはいつものプログラムを少し変更して前・横・後へのステップを組み合わせた複雑な動きも取り入れましたが、うまくクリアしてくださいました。ダンスが大好きで活き活きと動くご利用者さまもいらっしゃり、動きながら歌も歌われていて、身体全身で音楽を楽しまれている感じがしました。
「私は見学だから」とおっしゃる男性のご利用者さまがいらっしゃいました。穏やかな笑顔で座っていらっしゃったのですが、手をつないでタンゴに合わせて体を動かす「手タンゴ」あたりから、私の手を握って、動き始めてくださいました。「普段はこういう華やかな催しはないからね、本当は見に来たんだよ」とおっしゃりながら、手タンゴにお付き合いくださり、私はとても嬉しかったです。
ダンスタイムに向けて、ご利用者さまのお名前も教えていただきました。「あなた、可愛いお名前ね、私の名前と似ているわ!」「ずっとこの名前は好きじゃなかったのよ、仕方ないけれどね。」お名前をお呼びできると親
密度が高まります。
そして、ダンスタイム。お誘いすると嬉しそうに立ち上がってくれるご利用者さまと、タンゴの組み方(アブラッソ)でステップを踏みました。あちらこちらから、楽しそうな笑い声も聞こえてきました。小さなミロンガ(タンゴのダンスパーティー)に行ったみたいな心持ちになりました。
恒例の「タンゴセラピー体操」、三味線や日本舞踊がご趣味というご利用者さまが提案してくださった「決めポーズ」は日本舞踊の手の動きを取り入れた、少し親指をまげて、両手を広げるポーズ、「はい、どうぞ」とでもいうポーズでしょうか。バッチリでした。
「また必ず来てね」「とても楽しかったわ」...私たちが帰るまで、ずっと手を振って見送ってくださった方々、とても嬉しかったです。本当にありがとうございました。
スタッフの方からは「こんなに楽しそうに過ごされることはなかなかないんですよ」という言葉をいただきました。今回も参加くださったご利用者の皆さま、スタッフの皆さま、ボランティアの皆さま、ありがとうございました!!
活動ブログラム
・対面ご挨拶
・ストレッチ
・手タンゴ
・リズム運動
・休憩(デモ:ケニー&まりこ)
・ステップ練習
・ダンスタイム
・アブラッソでご挨拶
第4回
・入居者様参加者 7名
リ−ダ− ケニー
アシスタント えみ、まりこ
Activoより
・リンさん
次回の活動10月19日(木)となります。
自治体・施設の方へ