みさえ、きょうこ、のぶさんです。(今回は3人で報告書を書きました。)
この日は少し肌寒くなってきた感じで、滋賀県にある真野しょうぶ苑への2回目の訪問活動でした。
ここは滋賀県では最初に活動しはじめた施設ですが、7人とも全員セラピストという万全の態勢で臨みました。さらに、利用者様のご家族、元職員さんの方や職員の息子さんまで協力していただきました。
今回はそれぞれのパートをケニーさんとペアになることで進め、順番にセラピストが交代していくという方法を取りました。ケニーさんを中心に、かなさんのストレッチ、ひろくんの手タンゴ、きょうこさんのリズムと順調に進み、半分過ぎたところでセラピストの熱意と利用者様の元気で会場は大盛りヒートアップ。
休憩タイムに職員のみさえさんが、のぶさんとケニーさんとデモ。
次に、ケニーさんとひとみさんのステップの見本を見ていただき、セラピスト全員が利用者様をカベセオでお誘いして、一挙にダンスタイム。会場はミロンガ状態のような盛り上がりになりました。
そして、タンゴセラピー体操の最後は、利用者様のお一人が「嫌なことはポイと捨てる」というようなユニークなアイデアを出していただき、みんなでそのポーズで決めました。利用者さまの表情が時間がたつごとに柔和になり笑顔がふえていき、最後は、御一人ずつアブラッソをしての挨拶となりました。
利用者様のご家族からは、「楽しい時間を過ごせました。皆さんのいきいきした表情が見れて良かったです。」と言われていました。
印象的なことがありました。セラピー中盤で、10月生まれの方々のお祝いをしたところ、ひとりの車椅子の男性がいたく感激され涙を流されました。すると、反対側に座って居られた利用者様の車椅子の女性が、ゆっくりと車椅子を動かしすり寄ってこられ、その男性に真っ白なハンカチを渡されました。それがまるで、映画のワンシーンのようで、その場にいた全員が感動しました。タンゴセラピーならではの場面でした。
ご参加くださったセラピストの皆様、真野しょうぶ苑の皆様、ありがとうございました。
第2回
・入居者様参加者 15名
活動プログラム
・ご挨拶
・ストレッチ(かなさん)
・手タンゴ(ひろくん)
・リズム(きょうこさん)
・ダンスデモンストレーション(みさえさん)
・ステップ(ひとみさん)
・タンゴセラピー体操(のぶさん)
リーダー
・ケニーさん
アシスタント
・かなさん、ひとみさん、ひろくん、きょうこさん、みさえさん、のぶさん
次回活動は12月10日(日)午前です。