【2024/1/12(金)活動報告@ラヴィーレ駒沢公園】
ケニーです。
今日は、初参加のタンゴ愛好者のまさみさん、そしてりょうこさんと駒沢公園の施設に訪問してきました。
晴れ渡る空の下、学芸大学駅の前で待ち合わせをし、そこから乗り換えのバス停へ。
今日は何か学生のイベントがあったのか、バスはぎゅうぎゅうで、乗る時から降りる時までいっぱいでした。
施設に到着すると、まず最初に目に入ってきたのが、リビングに作られていた大きな鳥居⛩。とても立派に作ってあったので、皆さんここで初詣をされた方もいらっしゃるのかなと想像しました。
まさみさんが初参加ということもあったので、ご参加される利用者様の身体の特徴などを共有し、プログラムの打ち合わせをしました。こちらの施設は、りょうこさんがずっとご参加くださっているので、りょうこさんがいつも最初のストレッチを担当しているのですが、ピラティスの講師をされているりょうこさんのストレッチは、自然に背筋がスッとなりみなさんタンゴの前に心身ともにエレガントになっているような感じがします。
そして、私にバトンタッチして、手タンゴへ。手がとても温かい方、冷たい方、色々な方がいらっしゃったので、隣の方と手を繋ぐだけで、「温かいわね〜〜」「あら、冷たいわね」「心が温かいのよ」と会話がはずみます。そして、いつもならここから手拍子を使ったリズム運動をするのですが、こちらの施設の活動は45分と少し短めなため、手拍子は飛ばしてステップ練習へ。
初参加のご利用者様は車椅子を使ってのご参加でしたが、しっかり足が動いていたので、立ってできるかどうかお誘いをしてみると、「できるわよ!」と言われ、しっかりした足取りでステップを踏まれていました。
こうしたやりとりには注意が必要で、認知症をお持ちの方の中には、自分の身体の状況に関係なく立ち上がられてその後立位が保持できなくなるということもありますので、予めそういった方がいらっしゃる場合には職員さんからお伝えいただいています。
途中で一度休憩を取り、その間にりょうこさんと一曲タンゴを踊らせていただいたのですが、エンリケ・ロドリゲスの「Fru Fru」というワルツの曲は皆様にとても馴染みがあるようで、私たちの踊りにみなさんの鼻歌の伴奏が入ってとても嬉しい気持ちで踊ることができました。
それから皆さんとのダンスタイム。今回はバルドーサのステップも取り入れて皆さんと踊りましたが、初めてのステップもできる方が多く、皆さんお互いに、「上手ね〜〜」「綺麗にできてるわよ!」「素敵ね!」と声を掛け合っているのが印象的でした。
最後のアブラッソタイムには、「あ〜楽しかった、また待ってるわよ」とたくさんの方とお話しができ、もう2月が楽しみになりました。こちらの施設は初参加のまさみさんも、以前に参加された、介護老人保健施設と今回の有料老人ホームの違いを感じながら、ご利用者様と一緒に楽しまれていたようでした。
ご参加くださった皆様、そして、ラヴィーレ駒沢公園の皆様、ありがとうございました!
活動プログラム
* ご挨拶
* ストレッチ
* 手タンゴ
* ステップ練習、ダンスタイム
*タンゴダンスデモ(ケニー&りょうこさん)
* ダンスタイム
* アブラッソご挨拶
第22回
参加ご利用様;14名(車椅子ご利用の方3名)
リーダー : ケニー
アシスタント:りょうこさん、まさみさん
*日本タンゴセラピー協会は、リコーリース株式会社様、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
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