【2024/1/24(水)活動報告@いきいき小日向デイサービス】
まりこです。
今日は茗荷谷にある「いきいき小日向デイサービス」を訪問しました。いつもオンラインで交流しているこちらの施設、先週に続き、今日もリアルでお伺いすることができました。とはいえ、私が訪問するのは2か月ぶりくらいなのですが、会場には見慣れた懐かしいお顔が。私のことを覚えていて名前で呼んでくださる方もいらっしゃって、なんて嬉しいスタートでしょう!
今日のボランティアメンバーは、タンゴ愛好者ばかり。千葉から来てくださったいつものちはるさん、ダンスだけではなくタンゴの歌も唄うというマヌエラさん、私まりこ、そしてリーダーのケニーさんの4名。 カタカナ名前「マヌエラ」「ケニー」はタンゴ名で、今日のボランティアは全員日本出身です。
まずは皆さまお一人ずつとご挨拶をして、ちはるさんのストレッチでプログラムが始まりました。明るい大きな声で丁寧なストレッチ、身体が温まります。そしてケニーさんにバトンタッチしてお隣の方と手をつなぐ「手タンゴ」、手拍子とハイタッチを楽しむリズム体操からステップ練習と進んでいきます。体を動かすことやダンスが好きな方が多い施設なのです。
「1月生まれの方は?」ってお尋ねしたら、ボランティアメンバーのマヌエラさんおひとりでした。皆さんから「ハッピーバースデー」の歌をプレゼントされて、休憩時間にはケニーさんとすてきなタンゴダンスを披露してくださいました。
そして待望のダンスタイム。会場を二つに分けて、小さな円を作って踊っていきます。初参加の男性ご利用者さま(97歳と伺いました!)も、最初はためらっていらっしゃったのですが、ケニーさんのお誘いで立ち上がり、しっかりとステップを踏んでくださいました。毎回参加してくださる活発な女性は、いつものステップは慣れた様子でつま先を伸ばしてきれいに踊ってくださいました。ケニーさんが新しいステップ「バルドッサ(ボックスステップ)」をリードした時はとても緊張しながらチャレンジしてくださったそうです。あとで「また新しいのをやってみるわ」と意欲的な感想を話してくださいました。
いつも流暢なスペイン語で話しかけてくださる男性は、ダンスが大好きなのだそうです。タンゴの組み方「アブラッソ」で「ウノ、ドス、トレス、クアトロ!」と拍子を数えながらステップを踏んでくださいました。足を横に出すときに「『横』ってスペイン語で何て言うんですか?」と尋ねたら「う~ん、何だろう…『サイド?』いや、それは英語か、ま、いっか(笑)」
二人で大笑いしてアブラッソ(ハグの意味です)して、最高に楽しいダンスでした。
こんな具合に楽しくダンスをしているうちに、いつもの「タンゴセラピー体操」の時間がなくなってしまいました…1時間があっという間に過ぎました。少し時間超過しましたが、お一人おひとりとアブラッソでご挨拶をして名残惜しい中、会場をあとにしました。
こちらの施設では「ボランティア食堂」(ボランティア参加者の方が活動前にご利用の皆さまと一緒に食事をするという新しい試み)も始まっているそうです。なかなかご利用者の方々とおしゃべりする時間がとれないのが残念なので、次回はこちらにも参加したいと思いました。
今回もご利用者さま、ボランティア側の両方が、心豊かになる活動となりました。そしていつもながらスタッフの方々のあたたかい対応には心から感謝いたします。
ご参加下さったすべての皆さま、今日もありがとうございました!
活動プログラム
* お一人ずつとご挨拶、自己紹介
* ストレッチ
* 手タンゴ
* リズムハイタッチ
* 休憩タイム(バースデーソング&デモ「ケニー&マヌエラ」)
* ステップ練習
* ダンスタイム
* アブラッソでご挨拶
40回
参加ご利用様; 20名
リーダー : ケニー
ボランティア:マヌエラさん、ちはるさん、まりこ(全員日本出身)
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