【2024/6/15(土)活動報告@そんぽの家 なんば(大阪)】
香奈です。
今日は東京からケニーの参加で、セラピー前に、より深いアブラッソ(タンゴを踊る時の抱擁の組み方)のアドバイス がありました。 安全を保持したまま、よりタンゴらしい組み方にすると、気分も上がるし、利用者さんがよりリラックスでき、幸せホルモン、オキシトシンもいつも以上に溢れた時間になりました。
ボランティアで来られた3人、若いご夫婦(直也さんと優子さん)と中学生(小春さん)は、今回で3回目の参加。大事な戦力になっています。 最近目が見えなくなっている女性が、不安な気持ちから泣き出された時、優子さんがその女性に側にしばらくついてくださり、セラピーの進行を進めることができました。直也さんには、身体の不安定な女性と踊って頂いたり、快く前に 出てタンゴセラピー体操のリードを手伝って頂きました。そして、声も小さいシャイな中学生の小春さん。スッと自分からご利用様に話しかけに行き、ご利用者様の気持ちをつかみ、長い間話し続けられるコミュニケーション力にみんな驚かされます。
ご利用様も、ほぼ同じ方々が参加されるので、私たちも名前を覚え、和気あいあいとした関係ができてきました。以前はアブラッソを恥ずかしがっていた男性が今回は快く受け入れて下さったり、セラピーが楽しいからと娘さんを誘って一緒に参加されたり、去年は怒った顔で参加されなかった方が、最近は毎回お友達と来られていたり、アブラッソも、心の絆もどんどん深まって来ています。
ご利用様の表情も、身体の動きも、この一年ずいぶん柔らかくなり、 リズムでは、ボランティアも必死についてきているエクササイズに、皆さんが一曲ちゃんとついてこられているのに は、いつも感動を覚えます。 私たちも毎回より楽しく、効果的な内容を心がけて準備してきていますが、さらなるレベルアップ、進化が必要になってきた気がします。
今回は、私たちのセラピーの後に、別のボランティアのグループがやられているお茶の会に招待していただき、ご利用者様や、ボランティア同士のさらなる親睦を深めることができました。
このボランティアには、タンゴのダンス経験もスキルも要りません。 恥ずかしがりでも大丈夫。 心が動かされる、楽しくて、身体にもいいボランティアです。 是非一度、私たちと一緒にやってみませんか?
次回は7月20日(土) 午後2時 (1:30現地集合)
プログラム
* 自己紹介
・ストレッチ(ひとみさん)
* 手タンゴ(ケニーさん)
* リズムエクササイズ(香奈) *水分補給/休憩/ボランティアと利用者様とのダンス * ステップ(ひとみさん)
* ダンスタイム
* タンゴセラピー体操(香奈)
* アブラッソでさよならのご挨拶
参加ご利用様;12名(車椅子ご利用の方1名)
ボランティア: 6名
リーダー : 香奈、ひとみ
アシスタント: ケニー
ボランティア:直也さん、優子さん、小春さん
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