【2024/7/20(土)活動報告@そんぽの家 なんば(大阪)】
ヒロです。
暑い日が続く中、今月も大阪なんばでのタンゴセラピーを開催させて頂きました。
今回もボランティアとして奈良より直也さん優子さん夫妻が来てくれた他、
のぶさんのお誘いで大学生のもねちゃんさんが初参加されました。
ボランティアさんが参加してくれるお陰で、プログラムがより円滑に進めれるだけで無く、タンゴセラピーという心地良い時間・楽しい時間をボランティアさん参加利用者さん双方が共有することが出来ます。
今回のセラピーは、定刻になっても参加者さんはそれほど揃わずゆっくりのスタートでした。
そして、参加者の輪の中に、1人の女の子が座っていました。
聞けは、自分の名前を言い、「9才です」と、「家族はお部屋にいるので一人で参加します」とのこと。
嬉しい参加者を交えて、いつものようにご利用者さん一人一人との挨拶から私たちの自己紹介と、プログラムを進めさせて頂きました。
今回初参加 大学生ボランティアの「もねちゃん」、初めての場に戸惑いもあったかと思いますが、他のセラピストやボランティアの振る舞いを真似ながら、笑顔でご利用者さんと一対一での挨拶をさせてもらっていました。
プログラムがはじまり、
「ストレッチ」で身体をほぐし、
「手タンゴ」では、参加の利用者さんボランティアさん皆が手を繋いでの一体感を感じながらタンゴのリズムを身体に取り入れてもらいました。「リズム」パートでは、簡単な拍からはじまり、何やら「夏祭り」を思わせるような変則のリズムも体感してもらいました。
外は酷暑、休憩時間に水分補給のあと、ステップのパート。
まずは座位のまま、「足踏み✕2、ヨコ✕2」の4拍。次に利用者さんと向かえ合わせペアになって、立てる方は立って同じステップを行いました。
さらに歩ける方は歩いて、ダンスタイムさながら、それぞれのペースでタンゴの音楽と踊りを楽しんで貰いました。
最初に来られていた女の子のお母さんも、セラピーが始まってしばらくして来られて、その子とは少し離れた場所で皆の輪に入っていたのですが、リズムパートの時間には、女の子と親子ペアになり、タンゴのステップを踊っていました。
様々な世代の方が同じ場で、違和感も無く一緒に楽しめることもタンゴセラピーの魅力と嬉しく感じました。
デモタイム。
今回、のぶさんが参加出来るとのことで、
デモタイムとしと皆さんにタンゴの踊りを見てもらうことにしました。
打ち合わせの段階で、デモタイムをするにあたって何か皆さんに見てもらうテーマを決めて見ては?ということになり、「自己満足になるのでは無くしっかり伝わることが大事」というアドバイスを踏まえ、出来るか出来無いかはともかくながら「アブラッソを味わう」というテーマに取り組みました。
デモタイム前に、のぶさん&香奈さんペアで組み方の実演と、アブラッソの良さの説明を行いました。
デモタイムの曲は、ワルツ「Desde el alma (心の底から)」
デモタイム中、特に変わった動きをした訳ではありませんでしたが、皆さん華麗な踊りを心から楽しんでいるご様子でした。アブラッソでの組み方にもちょっぴり着目して貰えたかと思います。
最後にタンゴセラピー体操。
実は私(ヒロ)がパートリーダーの予定でしたが、「ちゃんと覚えてないかも」の発言に、のぶさん&直也さんが急遽パートリーダーを引き受け手もらいました。
決めのポーズは、参加者の皆さんに募集したところ、9才の子の提案で「ギャルピース」
そんなポーズがあるのですね。若い方ならではの発想を頂きました。
皆さんとの挨拶とアブラッソで名残りを惜しみつつ今回のタンゴセラピー活動も無事終えることが出来ました。
開催後、ボランティアはじめての大学生「もねちゃん」さんからのぶさん宛にメッセージを貰いました。
「本日はボランティアに参加させていただき、
本当にありがとうございました。
初めは緊張していましたが、ボランティアの方々や利用者の方々が優しく迎え入れてくださったので、あっという間な、すごく楽しい1時間でした!
また機会があれば、誘っていただけると幸いです」
「カナさんのダンスがとても綺麗でした。」
◇プログラム
挨拶
ストレッチ ひろ
手タンゴ のぶさん
リズム 香奈
休憩 水分補給
ステップ (座位→立位)のぶさん
タンゴの組み方の実演(アブラッソ)
デモ のぶさん&香奈さん
タンゴセラピー体操 のぶさん&直也さん
◇参加ご利用様;7名(車椅子ご利用の方1名)
他に、ご家族の参加者2名
◇ボランティア: 6名
リーダー : 香奈、ひろ
アシスタント: のぶさん
ボランティア:直也さん、優子さん、もねちゃん
◇次回開催予定
8月17日(土)
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
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