【2024/9/21(土)活動報告@そんぽの家 なんば(大阪)】
ヒロです。
9月21日になんばの施設にてタンゴセラピーを開催しました。
今回はなんとバイオリニストの外薗美穂さんが来られ演奏してくれるとのことで、準備段階から当日をむかえるのが楽しみでした。
そして当日は、ハンズオンさんより、コーディネーターのまみさんをはじめ4名のボランティアさんに来て頂けました。海外(チリ)から来られ東京でのタンゴセラピーに参加経験ある方や、看護の学校の学生さん、視覚障害の方の同行ボランティアをされている男性など、多彩な顔ぶれに有難い思いです。
当日演奏予定の3曲のうちメインは
Palomita Blanca(パラミータブランカ 白い小鳩)というワルツの曲。
そのためセラピーでの各パートにも3拍子のワルツにこだわった動きを取り入れました。
今回は開始予定時刻を10分過ぎても利用者さんが2人ほどとゆっくりスタートでしたが、私たちの自己紹介は後にして、挨拶の後は直ぐにストレッチをはじめました。
ストレッチ内で少し3拍子の動きを入れ、次のパートに移る頃には参加者さんも集まって来られました。
続く手タンゴのパートやリズムパートでは、いつもの動きだけでなく、3拍子ね「ぶんちゃっちゃ~
一拍目(ブン)二拍三拍目(ちゃっちゃ)」で身体を動かしてみました。
休憩を兼ねて自己紹介の後のパートは、まず座位でのステップの後、先月に引き続きボランティアとペアになってのアブラッソ。そしてその場で立てる方は立って揺れてみることで、アルゼンチンタンゴの気持ち良さを体感してもらいました。
プログラムが進んで行く中で心と身体がほぐれてきたためなのか、利用者さんもはじめてのボランティアさんもそれほど戸惑うこと無く立位でのアブラッソされていたのが印象的でした。
そして、バイオリニストの美穂さんの登場。
自己紹介を兼ねた1曲に続き、2曲目はパラミータブランカの生演奏。
先ほどのリズムパートで練習した「ぶんちゃっちゃ」一拍目(ブン)で手拍子のグループと二拍三拍目(ちゃっちゃ)のグループに分かれて、演奏者との一体感を感じながらセラピーを楽しみました。
3曲目はラ・クンパルシータ。今度はタンゴが踊れる利用者さんとボランティアがバイオリンのリズムに合わせて踊ったりと、タンゴセラピーの場が、生演奏ミロンガ会場になったかのような心地良さに包まれました。
開始がゆっくりだった関係で途中色々とプログラム変更はありましたが、
バイオリン演奏と、最後の挨拶(それも皆さん心からのアブラッソで)の時間はしっかりとることが出来、無事、楽しい雰囲気の中活動を終えることが出来ました。
ボランティアさんの感想
「とても楽しかった」
「ふれあうことの良さを感じました」
「東京で参加した時と違いダンス以外のパートが多かった。」
タンゴセラピストの感想、反省
・バイオリンの美穂さんが来てくれて、とても良いタンゴセラピーが開催できた。
・ワルツという新しいことに挑戦でき、戸惑いもあったが新鮮で良かった。利用者さんには少しテンポが早めなので、テンポを変えるアプリ等で調整しても良いかも(美穂さんからのアドバイス)
バイオリニストの美穂さん、今回来て頂けたことでスペシャルなセラピーを開催することが出来ました。有難うございました。
また、ボランティアに来られたハンズオンの皆さん有難うございました。そして、当日は来れなくなりましたがユカコさんも有難うございました。
◇プログラム
挨拶
ストレッチ ひろ
手タンゴ 香奈さん
リズム 香奈さん
休憩 (自己紹介)
ステップ ひとみさん (座位→立位)
バイオリン生演奏(美穂さん)
◇参加ご利用様: 8名(車椅子ご利用の方1名)
◇ボランティア: 8名
リーダー : ひとみさん、香奈さん、ひろ
ボランティア:まみさん(ハンズオンコーディネーター)、モリカワさん、ふじさん、バレンティーナさん(3名ともハンズオンより)
バイオリン演奏:美穂さん
◇次回開催予定
10月19日(土)
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
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