【2024/10/19(土)活動報告@そんぽの家 なんば(大阪)】
ヒロです。
今月もハンズオンさんから2名(2回目参加のフジさん、大阪初参加のソさん)が来てくれました。
そして、嬉しいことにセラピストのまさみさんが、かなり久ぶりに活動にきてくれました。
まずは、挨拶から。
直近数回の訪問で、「アブラッソ」の良さを強調していたためなのか、利用者さんもアブラッソでの挨拶に抵抗無いご様子でした。
2名のボランティアさんも、すぐにその場の雰囲気に馴染まれ、ご利用者さんひとりひとりとしっかり時間をとって、1対1での挨拶を行いました。
すると、ボランティアさんの一人が、目に涙を浮かべて、その場を少し離れてしまったのです。
なんでも、故郷の亡くなった祖母を思いだし、たまらない感情になってしまったとのこと。
あらためて、タンゴセラピーは、アルゼンチンタンゴを体験して貰うだけでなく、セラピストやボランティアと心と身体の交流をはかる活動なんだと再認識しました。
次にノブさんによるストレッチ
先ずは表情筋をしっかり動かします。
「タンゴが好きだー」と声を出すのを、
悲しい顔で… 次に怒った顔で… そして笑った顔で、と出来るだけ大袈裟に行います。
なかなかインパクトの強いスタートに思わず笑ってしまいました。
その後は身体それぞれの部位を意識したストレッチの後、パートリーダーがヒロに交代しての手タンゴパート。
いつものように隣の人と手をつなぎ、「暖かい手やね」と隣の人のぬくもりを感じながら、身体を動かしました。
続くリズムパート担当は香菜さん
先月はワルツのリズムに挑戦しましたが、今回はミロンガに挑戦。
これも2拍子ながらタンタタッタというリズムはなかなか難しいので
アルゼンチンタンゴ創生の頃の船のりさんという設定でストーリー仕立てでリズムを取ります。
ふなのりさんタンタタッタ。財布が無い(ズボンの左右のポケットを叩いて)タンタタッタ。オーマイガット!(左右の頬に手をやり)タンタタッタ。
中々面白い設定に、さっきは感無量で涙していたボランティアさんも思わず爆笑されていました。
中休み。休憩をかねて、タンゴの誘い方(カベセオ)の説明をしました。
そして、ノブさん香菜さんによるデモダンス。カベセオの実演からはじまり、華麗なタンゴの踊りに皆さん魅了されていたようでした。
続いてのパートはステップ。担当ひとみさん。
難し過ぎず、かつ実際のタンゴを意識したステップで、足踏みからの
「足上げて、伸ばして、まげて、おろす」を座位で行いました。
そして、前回に引き続き、立位でのアブラッソの説明。
利用者さんとボランティアやセラピストが1対1になり、
立位でのアブラッソのまま左右に揺れる(体重移動)動きを音楽にあわせて行いました。立位が難しい方も、座位のままアブラッソで音楽を感じながら揺れてみました。
最後にタンゴセラピー体操のあと
1対1でのアブラッソでしっかりと挨拶して
笑いあり涙ありのタンゴセラピー活動の締めとしました。
【プログラム】
挨拶 全員
ストレッチ ノブさん
手タンゴ ヒロ
リズム 香奈さん
休憩(カベセオの説明)
デモタイム 香菜さん、ノブさん、
ステップ ひとみさん
ダンスタイム
タンゴセラピー体操 ノブさん
挨拶 全員
参加ご利用者様 7名
(車椅子ご利用の方2名)(入居の方のご友人の地域の方含む)
リーダー ひとみさん、香奈さん、ヒロ
アシスタント ノブさん
ボランティア フジさん、曾(そ)さん
次回開催 11月16日(土)
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
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