【2024/4/18(木)活動報告@音羽えびすの郷】
まりこです。
今日は江戸川橋駅の介護老人保健施設、音羽えびすの郷へ。前回は橋の上から満開の桜が美しかったのですが、今日はすっかり葉桜、季節はサツキの花に移っています。今回はハンズオン東京から、初参加の"みほちゃん”が来てくださいました。ケニーさん以下、3名で施設に向かいます。
少し前までアメリカ、ワシントンの大学に通っていらっしゃったという“みほちゃん”、お父さまがスウェーデンの方、お母さまが日本の方ということで、日本語も流暢にお話しされます。道々、「日本では、あの信号の色、あれは『青』って言いますよね、でも実際には『緑』じゃないかしら、アメリカでは『Green』なのだけれど」、色の話で盛り上がりました。確かに、あの色は緑ですよね…どうしてなんでしょう?
施設に到着して、ケニーさんから丁寧な安全レクチャーを受けて、今日は8階の会場に向かいます。こちらの施設はリハビリ施設なので、車椅子をご利用になる方が多くいらっしゃいます。どなたにも楽しんでいただけるという意味でも、施設のスタッフの皆さまもタンゴセラピーを歓迎してくださっています。
すでに輪になって待っていてくださった皆さま、お一人ずつにご挨拶をして、ケニーさんのストレッチ、手タンゴとプログラムスタートです。音楽に合わせた手拍子とハイタッチを組み合わせたリズム体操あたりから、皆さまの表情も明るく変わっていきました。そしてステップ練習。座位でもしっかり膝を揃えて「タンゴらしく」ステップを踏んでいただきました。皆さまが大好きな「ラ・クンパルシータ」がかかると、一人の男性が「ラ・クンパルシータだね、これ、好きなんですよ」と!踊りはなさらないけれど、タンゴの音楽が大好きでよく聴いていらっしゃったのだそうです。また、にこやかに迎えてくださった女性のご利用者が「今日も踊りをみせてくださるのよね?」楽しみに待っていてくださったのだそうです。嬉しい!休憩を兼ねてケニーさんと「エル・チョクロ」を踊らせていただきました。
そしてダンスタイム。“みほちゃん”も積極的にお声をかけて、皆さまと一緒にステップを踏んでくださいました。アメリカでもご高齢者の施設でボランティアをした経験がおありとのことで、注意深く、優しく手を取ってステップを楽しんでいらっしゃいます。施設のスタッフの方々も輪の中に加わり、手拍子とハイタッチで空気が盛り上がっています。
皆さまのダンスタイムには、車椅子から立ち上がってくださる方もいらっしゃいました。しっかりアブラッソでお支えすると音楽に合わせて踊ってくださいました。「出来ないのよ…」とおっしゃっていた方が「出来たわね!」と笑ってくださいました。
恒例の「タンゴセラピー体操」、決めポーズはご利用者さまのアイディアをいただいて、左手を空に向かって上げて、右手は横に伸ばす、ダイナミックなポーズ、ばっちり決まりました。お一人ずつにご挨拶をしていると「楽しい時間をすごしました、ありがとう!」と言ってくださる紳士がいらっしゃいました。私たちのほうこそ、素敵な時間をご一緒できて幸せでした。
1時間のプログラムはあっという間で、スタート時とは違う、楽しそうな表情に変わった皆さま方に、手を振って見送られながら会場をあとにしました。
今回初参加の“みほちゃん”、アメリカでは医療系の大学でお医者さまになる勉強をしていらっしゃるのだそうです。心のあたたかい、素敵なお医者さまになられることと思います。
ご参加くださったすべての皆さま、音羽えびすの郷の皆さま、ありがとうございました!
活動プログラム
* お一人ずつとご挨拶
* ストレッチ
* 手タンゴ
* リズム運動
* 休憩時間&デモ (ケニー&まりこ)
* ステップ練習
* ダンスタイム
* アブラッソでご挨拶
第25回
入所者さま参加者 20名、(車椅子の方15名)
リーダー : ケニーさん
ボランティアメンバー:まりこ
Hands-on東京より:みほさん(アメリカ出身)
次回の活動は5月2日(木)となります。
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
★活動は皆さまのご支援により支えられています。ご寄付のご協力をお待ちしています。
https://tangotherapy.net/support.html
★YouTubeインタビュー
https://youtu.be/VFJrF64jiLI
▼申込方法 現状感染対策として訪問人数制限があるため、ご希望の方はお問い合わせください。
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