【2024/5/2(木)活動報告@音羽えびすの郷】
まりこです。
今日は江戸川橋駅の介護老人保健施設、音羽えびすの郷へ。昨日の冷雨とはうって変わった晴れやかな空。ここしばらく多くのボランティアが参加してくれていたので、今回は久し振りのケニーさんと二人の活動…でも元気に施設に向かいます。
今日は9階の会場に向かいます。こちらは大規模なリハビリ施設です。フロア毎の開催なので、9階の皆さまにお目にかかるのは2か月ぶりです。車椅子をご利用になる方が多くいらっしゃるので、どなたにも楽しんでいただけるという意味でも、施設のスタッフの皆さまもタンゴセラピーを歓迎してくださっています。
すでに輪になって待っていてくださった皆さまお一人ずつにご挨拶をして、ケニーさんのストレッチ、手タンゴとプログラムスタートです。音楽に合わせた手拍子とハイタッチを組み合わせたリズム体操あたりから、皆さまの表情も明るく変わっていきました。そしてステップ練習。バッチリです。
休憩時間には、4・5月生まれのハッピーバースデーを歌い、ケニーさんと「ジェラシー」を踊らせていただきました。この曲は、私たちが普段踊っている「アルゼンチンタンゴ」とは少し違うジャンルなのですが、戦後から1960年代にかけて流行したドラマチックな曲で、他の施設でリクエストを頂いたことがあります。皆さまには懐かしい曲だったのではないかと思います。
そしてダンスタイム。今日はそれぞれのチャレンジをしてくださる方がたくさんいらっしゃいました。足踏みをすること、立ち上がること、歩くこと、踊ること…ご自分が今できること、頑張ってみること、にそれぞれチャレンジしてくださいました。
「今日は嬉しい、歩けるわね。昔は買い物に行ったりご飯を作ったり、結構歩いていたのよ」
「ご苦労さま、ありがとうね。なんだか涙が出てきたわ」
「ジェラシー!嫉妬っていう意味なんだよね~」
「関節リウマチなので、無理だと思っていたけれど、ちょっとは大丈夫みたいね」
立ち上がって施設スタッフのサポートを受けながら、ケニーさんと踊ってくださった素敵な女性がいらっしゃいました。しかも2回も!「出来ないと思っていたけれど、出来たわ!」私たちも嬉しくなって、ナイスチャレンジに拍手しました。
スタッフの方に車椅子を押していただき、ケニーさんがダンスにお誘いした方。とても嬉しそうな女性のお顔、キラキラしていました、
恒例の「タンゴセラピー体操」の決めポーズは「こいのぼり」。ひらひらと空に舞うこいのぼりをイメージしながら、皆さまで息を合わせて大成功。ありがとうございました。
お一人ずつにご挨拶をしていると「アブラッソ」という言葉を覚えていてくださるダンス愛好者の男性がいらっしゃって、拍手!ありがとうございました。素敵な時間をご一緒できて幸せでした。
1時間のプログラムはあっという間で、スタート時とは違う、楽しそうな表情に変わった皆さま方に見送られながら会場をあとにしました。
ご参加くださったすべての皆さま、音羽えびすの郷の皆さま、ありがとうございました!
活動プログラム
* お一人ずつとご挨拶
* ストレッチ
* 手タンゴ
* リズム運動
* 休憩時間&デモ (バースデーソング、ダンスデモはケニー&まりこ)
* ステップ練習
* ダンスタイム
* タンゴセラピー体操
* アブラッソでご挨拶
第26回
入所者さま参加者 20名、(車椅子の方10名)
リーダー : ケニーさん
ボランティアメンバー:まりこ
次回の活動は5月16日(木)となります。
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
★活動は皆さまのご支援により支えられています。ご寄付のご協力をお待ちしています。
https://tangotherapy.net/support.html
★YouTubeインタビュー
https://youtu.be/VFJrF64jiLI
▼申込方法 現状感染対策として訪問人数制限があるため、ご希望の方はお問い合わせください。
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