～「昔は踊ったよ、蒲田のキャバレーでね。その頃は塗装の仕事をしていて、東京タワーも塗ったんだ」ご利用者の小粋な男性より～

まりこです ！


目黒にあるデイサービス施設、「SOMPOケア下目黒」に伺いました。今日は大勢のボランティアメンバーが申し込んでくださっています。しかも皆さま初参加！わくわくします！

 

 

 

集合場所に集まってくれたのは企業から「ボランティア休暇制度」を利用して参加のけんじさん、まいこさん、なおこさんの3名。そしてハンズオン東京からは中学生のえいかさん、ネパール出身のニサ・ニウレさんと中国山東省出身のテイ・セイブンさん。リーダーのケニーさんと私まりこを加え、総勢8名で強い日差しの下、施設への坂道を向かいます。

施設では20名を超えるご利用者が私たちを迎えてくださいました。「タンゴの人たちね！」「ダンス部の皆さんかしら？」いろいろなお声をかけられて会話が弾みます。ニサ・ニウレさんは高校生、テイ・セイブンさんは大学2年生…中学、高校、大学生、そして社会人…世代も国籍も超えたコミュニケーションの時間がスタートします。

 

 

 

ケニーさんのストレッチ、手タンゴ、リズム体操とプログラムが進みます。休憩時間にはおいしい麦茶をいただき、いよいよダンスタイム。今回はご参加者もボランティアも人数が多いので、シンプルな「歩く」ステップを少しリズムを変えながらのチャレンジです。

小柄なえいかさんもしっかりとご利用者さまを支えて歩いています。海外組のニサ・ニウレさん、テイ・セイブンさんもにこやかに会話をしながら歩いています。もちろん社会人組も優しい笑顔でステップを支えています。異文化、多世代コミュニケーションの光景が目の前に広がりました。

 

 

 

少し離れて座っていらっしゃった小粋な男性にお声をかけました。「昔は蒲田にキャバレーがたくさんあってね、ずいぶん踊ったよ。当時は他に遊ぶところもなかったから…。東京タワーの塗装もしたよ。その頃は職人だったんだ」武骨なたくましい両手で東京タワーを赤く塗っていらっしゃったのですね。素敵です。

 

 

 

 

１時間はあっという間に過ぎ、皆さまと「アブラッソ（スペイン語で抱擁）」でご挨拶。「アブラッソ」という言葉を覚えていてくださる方もおられ、また「アブラッソね、アブラッソ…」と繰り返して呟く方もいらっしゃり、また次回お伺いするのが楽しみになりました。「また絶対に来てくださいね！」という温かい言葉に見送られて、手を振りながら施設をあとにしました。

 

 

ご参加くださったすべての皆さま、SOMPOケア下目黒の皆さま、ありがとうございました。

 

 

活動プログラム

* 自己紹介

* 座位ストレッチ

* 手タンゴ

* リズム手拍子＆ハイタッチ

* 休憩（ダンスデモ：ケニー＆まりこ）

* ステップレクチャー

* ダンスタイム 

* 感想タイム

* アブラッソご挨拶

第83回

参加ご利用様；20名

(車椅子ご利用の方3名)

リーダー : ケニーさん

ボランティアメンバー：まりこ

*企業のボランティア休暇制度で参加：けんじさん、まいこさん、なおこさん

HandsOn東京より：ニサ・ニウレさん（ネパール出身）テイ・セイブンさん（中国出身）えいかさん

 

 

*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています！ 
★活動は皆さまのご支援により支えられています。ご寄付のご協力をお待ちしています。
https://tangotherapy.net/support.html 

★YouTubeインタビュー 
https://youtu.be/VFJrF64jiLI 

▼申込方法 現状感染対策として訪問人数制限があるため、ご希望の方はお問い合わせください。 

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