【2025/10/25(土)活動報告@そんぽの家 なんば(大阪)】

急に寒くなりましたが、皆様、体調はどうですか? 香奈です。
いつも笑顔で真っ先に来られる女性の利用者様、なぜか今回は不安と悲しみの気持ちを抱えていらっしゃり、お話し聞いてアブラッソ(抱擁)したら泣きそうな感じ。その時、すでに14時ちょっと前。他の方はまだいらっしゃっておらず、以前参加された2名の方はお食事中。
ヒェ〜、せっかくカナダのトロントからセラピーの参加を楽しみにして来てくれた直美さんに申し訳ない、
と案じていたら、いつものご夫婦が来られ、スタッフの方が1人1人お部屋から連れて来て下さり、最終的には9人の方に参加頂けました。ホッとすると同時に、忙しい中、何往復もして利用者さんを連れてきてくださったスタッフの方に感謝の気持ちが溢れます。
まずは私がゆったりと美しいメロディの曲に合わせてストレッチ。
音楽の波動は、緊張した心や筋肉をほぐしてくれました。
次はひとみさん、ハロウィンのカチューシャで、ハロウィンタンゴの曲で手タンゴ。
みんなで「何か出て来そう」な旋律を手で表現してると、臨場感いっぱいでドキドキ、ワクワク。隣の人の手の安心感と暖かさをいつもより感じられました。
そして、みさえさんの淡谷のり子の「小雨降る径」でリズム。結構皆さん、複雑なリズムもできてしまう方々ですが、今回も「ストップ」かかったら手拍子止めると言うルール付き。緊張感持って気をつけてないと、私のように1人だけパチってやってしまう。このドキドキ感が集中力を高めてくれます。
この時点で結構頭も体も使ったので、上着を脱がれる方もいて、水分補給と休憩。
昭和のおやつ、少し昔の思い出話しをしたりしました。
そして、ステップとダンスタイム。新しい人や車椅子の人が多く、せっかくひとみさんが用意してくれたボックスステップにはたどり着けず、体重移動を感じて、踏み出しや足を閉じる動作のステップを練習しました。
一緒にみんなで体に触れて、リズムを共有して、音楽を一緒に感じる一連のワークの後でのダンスは、お互いの信頼関係や親密度も高くなった後なので、相手の優しさや暖かさをさらに沢山感じることができました。新しい2人の男性の方も、恥ずかしがられることもなく、しっかりアブラッソができました。
不安や寂しさも、誰かの温かさに触れると、逆に他の人の愛や心遣いをさらに感じることができるスパイスになるなぁ。
そして最後はタンゴセラピー体操。
最後のポーズは、ハロウィンにちなんで「お化け〜」
みんな大笑いで、全然怖くないお化けの集団になってしまいました。
参加者
リーダー ひとみさん
サブリーダー 香奈
セラピスト みさえさん
ボランティア 直美さん
利用者様 9名
(車椅子の方4名)
挨拶
ストレッチ 香奈
手タンゴ ひとみさん
リズム みさえさん
水分補給
ステップ ひとみさん
ダンスタイム
タンゴセラピー体操 香奈
次回のセラピーも第四土曜日、11月22日14時からです。
ボランティア参加、大歓迎です。
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!





自治体・施設の方へ