【2025/2/25(火)活動報告@リアンレーヴ二子玉川】
〜「笑っちゃうな!」ダンスタイムを立って踊られた車椅子ご利用者様より〜
ケニーです。
本日は、なおこさん、えみさん、まりこさんと二子玉川にある有料老人ホーム、リアンレーヴ二子玉川へ訪問してきました。
皆慣れているメンバーだったので、今日はバルドーサのステップを使ってみようと予め打ち合わせの際に皆で共有し、皆さんのもとへ。
最初のご挨拶の時に、「すごく楽しみにしていたのよ!」と言われる方や、目が不自由な方も笑顔で迎えてくださり、嬉しいスタートとなりました。
座位のエクササイズは15分ほどで切り上げ、ペアでの歩きを始め、アブラッソも練習のアブラッソからタンゴのアブラッソへと変えていきました。みなさんすぐにしっくりこられたようで音楽と歩きを楽しまれていたところで、途中休憩で誕生月のお祝いをしました。ちょうど3名の方が2月生まれだったため、こちらのメンバーとペアになり、バースデータンゴを1曲皆さんと踊りました。
お一人の男性の方は、「40年ぶりだなぁ」と言われ、ご一緒された奥様に頼んでお持ちされたカメラで動画を撮られていました。
その後は私となおこさんでワルツを1曲踊り、いよいよみなさまとの ダンスタイムへ。
バルドーサのステップもほとんどの方がチャレンジされていました。
そして今回も感動の場面がありました。最初の挨拶時には、うとうとされて挨拶もままならなかった車椅子をご利用の方が、前半のプログラムで少しずつ音楽と共に起きられて、私となおこさんが踊っている時にはまるでご自身が踊られているように足でリズムを取られていました。
そして、 ダンスタイムにえみさんが座位のポジションで一緒に踊っていると、「立ちたい!」と言われ、なかなか力の入らない両脚に力を込めて立ち上がろうとされました。その方は男性でえみさんには負担が大きいと思われたので途中で私が交代したのですが、私に体重を預けながらもしっかりご自身でリズムを取って重心移動して踊られていました。
踊り終わって座られると、表情が先ほどまでとはまたガラッと変わって、私が「踊りましたね!」と声をかけると、「笑っちゃうね!」とご自身の身体の状態を分かっているかのように冗談ぽく言われました。
その時私は、「心が躍っている」こちらの男性と一緒に、私の心も躍っていました。
最後のアブラッソタイムには、目の不自由な方から、「こちらには月に何回来てるの?」と質問を受け、「1回ですよ」と答えると「足りないんじゃない?」と言ってくださり、私からも「来月まで私の声、そしてダンスを覚えていてくださいね!」とお伝えしました。
今回も感動の活動となりました!
ご参加くださったセラピストメンバーの皆様、リアンレーヴ二子玉川の皆様、ありがとうございました!
活動プログラム
* お一人ずつとご挨拶
* ストレッチ
* 手タンゴ
* ステップ練習
* 休憩時間&デモ (バースデータンゴ:ご利用者様3名)
* ステップ練習
* ダンスタイム
* アブラッソでご挨拶
第6回
入所者さま参加者 15名、(車椅子の方2名)
リーダー : ケニー
セラピストメンバー:えみさん、まりこさん、なおこさん
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
★活動は皆さまのご支援により支えられています。ご寄付のご協力をお待ちしています。
https://tangotherapy.net/support.html
★YouTubeインタビュー
https://youtu.be/VFJrF64jiLI
▼申込方法 現状感染対策として訪問人数制限があるため、ご希望の方はお問い合わせください。
#訪問レクリエーション #介護施設レクリエーション #老人ホーム #タンゴセラピー #NPO法人日本タンゴセラピー協会
名残惜しいながら、最後にしっかりと皆さまとアブラッソでご挨拶をして、また来月踊りましょうね!とお約束して活動を締めくくりました。
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