【2025/3/14(金)活動報告@北区パーキンソン病友の会】
ケニーです。
今日は、セラピストメンバーのえみさん、まりこさん、そして久枝さんと北区パーキンソン病友の会、タンゴ同好会の皆様のところへ活動に伺いました。
今回は車椅子を使って来られた方が3名、初参加の方が1名の合計13名のご参加でした。
お一人の方は、体調を考えて当初はお休みされる予定でしたが、「来た方がきっと元気になる」と思われて急遽ご参加されました。
はじめに皆さん改めて自己紹介タイムをとり、皆さんから一言ずついただきました。
みなさん今回が4回目と言うことでだいぶん慣れてきた様子で、楽しみにして来てくださっているのがわかり、とても嬉しかったです。
パーキンソン病の症状によって、声が出にくい方も、ご自身のペースでゆっくり挨拶されている様子を見ると、発言したいと思える場に少しずつ近づいて来れたのではないかと思いました。
みなさんの挨拶が終わった後は、そのまま丸くなって並んだまま席と席の距離を近くして、手タンゴストレッチで体を温め、リズム運動でタンゴのリズムを体で感じました。
それから皆で立ち上がり、バランストレーニング、膝を緩める練習、重心移動、簡単なステップ練習を行うと、手を繋ぐ皆さんのエネルギーが循環しているようで、みなさんの元気を感じることができました。
ペアでの歩きの練習は、まずは左右へのステップを。しっかり膝を緩め体重を感じて一緒に歩く。横のステップが終わったら前後にチェンジ。なかなか膝が緩められない方へのサポートは、お互い肩に手を乗せ、下に沈むように真下に身体を下ろし、そこから移動方向に上がりながら進んでいくようなイメージで行いました。
歩くという簡単そうな練習ですが、人と向かい合って歩くのは意外と難しく、後ろ歩きも行うため、皆さんすごく集中して取り組まれているのが会場の空気から感じられました。
そこで一旦途中休憩を取り、皆でテーブルを囲んでお茶と茶菓子で団欒タイム。みなさんの心と身体が開始時よりも緩んでいるようでした。
その後は、リズムを変えた歩きとバルドーサのステップにチャレンジしました。
初めてだとなかなか難しく感じる方もいらっしゃいましたが、それぞれ試行錯誤しながらチャレンジされている様子が素晴らしかったです。
1番最後に、私と久枝さんでワルツの曲を一曲踊り、皆さんとのアブラッソタイムで今回の活動を終えました。
ご参加くださった皆様、タンゴ同好会の皆様、ありがとうございました!!
参加ご利用者様 13名
(車椅子でお越しの方3名)
リーダー ケニー
アシスタント えみさん、まりこさん
次回開催 4月11日(金)
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
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