【2025/4/3(木)活動報告@池袋えびすの郷】
まりこです。
冷たい雨の朝、東武東上線の下板橋駅に集合しました。今日は「池袋えびすの郷」へ。「今日は7人での活動になりますよ!」ケニーさんはニコニコ顔、こんなに大勢で訪問できるのは久しぶりです。集まったのはリーダーのケニーさん以下、栃木のひろおさん、中国出身のフさんと私まりこ。ハンズオン東京からはジョさん、ソウさん、オウさん、皆さま中国出身の学生さんでお友だちなのだそうです。
道々、活動内容や注意点などをご説明しながら歩きます。施設に続く遊歩道には桜の木は見当たりませんが、あちらこちらに春の花が開いています。植込みのチューリップの花の大きさにびっくりしたり、花をつつく鳥の声に見上げたり。オウさんの故郷はもっともっと寒いのだそうですよ。
施設に到着して、安全レクチャーを行い、会場に向かいます。今日は2階。こちらの施設は大規模なのでフロア毎の開催になります。月に2度お伺いしているのですが2階の方々とお目にかかるのは2か月ぶりとなります。それでも、覚えていて待っていてくださる方がたくさんいらっしゃるのが嬉しいのです。
すでに輪になって待っていてくださる皆さま、おひとりずつにご挨拶をしたのち、いつものストレッチからスタート。手タンゴ、リズムエクササイズ、ステップ練習と進行します。ボランティアメンバーが7人もいるので、輪の中心で皆さまに向き合って足踏みしたり歩いたり。3月4月生まれの方が3人いらっしゃいました。声を合わせてハッピーバースデーを歌い、ダンスを1曲プレゼント。
このフロアには、アルゼンチンタンゴファンの女性がいらっしゃいます。ご主人さまがタンゴ楽団でバイオリンを弾いておられたのですって。その頃はよく迎えに行って、袖から演奏を聴いていたのだそうです。「もう、とっくに亡くなって、いなくなっちゃったんだけれどね…」ケニーさんに「今日はバイオリン多め」とお願いしました。バイオリンの音色が流れるとこの方の表情がぱあっと明るくなるのです。
うまいタイミングで「合いの手」を入れてくださる男性がいらっしゃいました。今日は合いの手が入らないので、どうなさったのだろうと思っていたら、最近耳が聴こえにくくなってしまわれたのだそうです。しばらくお隣で手を握り合ってご一緒しましたが、前のように楽しんでいただける方法はないのか、思案中です。
恒例の「タンゴセラピー体操」、締めのポーズはショートカットが素敵な女性の提案で「桜の花がぱあっと咲き誇るポーズ」。壁のポスターや天井の飾りも満開の桜です。息を合わせて「ぱあっと」咲かせました!締めくくりのアブラッソタイムには、ボランティアの学生さんたちも皆さまとあたたかいアブラッソを交わしてくださいました。
活動プログラム
* 自己紹介
* ストレッチ
* 手タンゴ
* リズムエクササイズ
* ステップ練習
* 休憩(バースデーソングでお祝い、デモ:ケニー&まりこ)
* ダンスタイム
* アブラッソでご挨拶
第39回
・ご利用者さま参加者 26名(車椅子ご利用者10名)
リ−ダ−:ケニーさん
ボランティアメンバー:ひろおさん(栃木より)、フさん(中国出身)、まりこ
ハンズオン東京から:オウさん、ジョさん、ソウさん(中国出身)
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
★活動は皆さまのご支援により支えられています。ご寄付のご協力をお待ちしています。
https://tangotherapy.net/support.html
★YouTubeインタビュー
https://youtu.be/VFJrF64jiLI
▼申込方法 現状感染対策として訪問人数制限があるため、ご希望の方はお問い合わせください。
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