【2025/4/11(金)活動報告@北区パーキンソン病友の会】
まりこです。
午後から雨になるかも…という天気予報。帰りがちょっと心配です。今日は「北区パーキンソン病友の会」の皆さまとの活動です。西ヶ原駅から歩いて「滝野川会館」に向かうのは、リーダーのケニーさん、えみさんと私まりこ、いつものメンバーです。
こちらは北区の大きな会館で、8階の「小ホール」が会場となります。フロアもダンス向き、シャンデリアもある素敵なホールです。すでに会員の方が何人も、椅子を並べたり名札を用意したり準備を進めてくださっていました。
三々五々集まる皆さま方、名札を付けて席についてくださいます。こちらでの活動のルールは「自分が呼ばれたい『ニックネーム』で呼び合うこと」。下のお名前そのままの方もいらっしゃいますし、子供のころに呼ばれていたニックネームを選ぶ方もいらっしゃいます。「改名」も、もちろん自由です。
おひとりずつ、自己紹介、そして「アブラッソ」からプログラムスタートです。そしてストレッチ、手をつないで「手タンゴ」。つないだ手が大きく上に上がります。いつも思うのですが、手を取り合うと普段難しいことも意外にたやすくできたりしますね。
パーキンソン病患者の方には歩行が困難になる症状がでる場合が多くあります。ケニーさんのステップ練習はいつものご高齢者の施設でのプログラムとは少し違い、膝を緩めて左右の足の重心移動、踏み込んで重心を移動する、踏み込んでもう一方の足を出す…これはアルゼンチンタンゴのステップそのものです。腕をとりあい、支えあって行うので安心して行うことができます。
前歩き、後ろ歩き、横へのステップなど、ご自身の状態に合わせて歩きます。自然な形でタンゴでいう「ロンダ」ができています。ロンダとは会場を反時計回りになだらかな輪に沿って踊ること。ここはとても自然であたたかい空気に溢れています。ご夫婦で参加されている方々も多く、ご自宅でもステップの練習をしていらっしゃるというお話も伺いました。
休憩時間には皆さまが持ち寄ったお菓子を広げ、テーブルを囲んでお茶と茶菓子で団欒タイム。身体を動かしておなかがすいて、ありがたくいただきました。特に圧巻は手作りの「かぼちゃプリン」。冷たく冷やしてお持ちくださり、とてもおいしくいただきました。
少し遅れて参加されたエレガントな女性、少し疲れたのでひと休みしたら寝過ごしたのですって。よく来てくださいました!実は私もよく同じことをするのですが、面倒になってそのままぐずぐずしてしまうことも多いのです。タンゴセラピーを楽しみにして来てくださったことがとても嬉しかったです。皆さまがリクエストしてくださったので(優しい皆さまです)、ケニーさんとまりこで1曲踊らせていただきました。
そして、再び皆さまとのダンスタイム。たっぷり楽しみ、アブラッソタイムで今回の活動はお開きとなりました。皆さまの帰宅時にはまだ雨は降らず、本当に良かったです。
ご参加くださったすべての皆さま、「北区パーキンソン病友の会『タンゴ同好会』」の皆さま、ありがとうございました!!
参加ご利用者様 13名 (車椅子でお越しの方3名)
リーダー ケニーさん
アシスタント えみさん、まりこ
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
★活動は皆さまのご支援により支えられています。ご寄付のご協力をお待ちしています。
https://tangotherapy.net/support.html
★YouTubeインタビュー
https://youtu.be/VFJrF64jiLI
▼申込方法 現状感染対策として訪問人数制限があるため、ご希望の方はお問い合わせください。
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