【2025/5/1(木)活動報告@ケアタウン茶山】
福岡のやすこです。
5月1日。福岡大学の先生でタンゴ愛好者のたかみさん、セラピスト講座を受講したばかりのけいじさん、タンゴ愛好者のかずこさん、そして福岡大学の学生5名と一緒に、複合介護施設『ケアタウン茶山』を訪問しました。前回はケニーさんが東京から来てくださっていたので、福岡メンバーのみでは今回が初めての訪問になりました。
参加してくれた学生さん達は、実際の福祉施設での活動は初体験。しかし、たかみ先生の授業で“ユマニチュード”や“ケアの哲学”を学ぶ中で、タンゴセラピーの擬似体験をしていた学生さん達が今回の参加を希望してくれました。
そして今回は、スペシャル企画として参加学生のひとり、千々和かれんさんが自前のギターで弾き語りを披露!会場はとても温かく、そしてしっとりとした空気に包まれました。
前回はご利用者さんだけで50名もの参加に対し、今回は我々の都合で30名程に人数を絞って頂き開催しましたが、大学の授業の合間を縫って駆けつけてくれた学生ボランティアは想定以上の5名となり、けいじさん・かずこさんも加えて、今回も盛大な活動となりました。
私とたかみさんがリーダーを務めるのも今回が初めて。準備やセッティングの面では反省も多かったのですが、ご利用者の皆さまが、私たちの入場に手を叩いて歓迎してくださり、その笑顔に一気に緊張がほぐれました。
「この前も会ったわね」と声をかけてくださる方がいたのには、思わず胸が熱くなりました。
そしてストレッチ、手タンゴ、リズム運動へと進むうちに、学生たちも徐々に場になじみ、ご利用者様との自然な会話やふれあいが生まれていきました。
後半には、いよいよかれんさんの弾き語り。
「木綿のハンカチーフ」の美しい歌声が、会場中に静かに、そして深く響きました。ギターの弦が直前に切れてしまうというハプニングもありましたが、それを乗り越えて披露された演奏は、逆にその場の一体感を高めてくれたように思います。
そしていよいよダンスタイムへ。
けいじさんが「踊りましょう!」と声をかけると、「私、踊れないの。でも歩くことはできるわ」と答えられたご利用者さん。
でも、その瞳はキラキラと輝いていて…それはまるで「本当は踊ってみたいの」という心の声。
そこで一緒にゆっくり歩くことから始めてみると、少しずつステップにも挑戦され、
「もう一度(ステップを)して!」と嬉しそうに微笑んでくださったそうです。
最後のアブラッソタイムでは、
アブラッソのまま思わず立ち上がって踊り出すご利用者さんの姿もありました。
活動後の感想共有では、ボランティア学生やメンバーから、こんな声がありました。
• 「マスクを外してもっと会話がしたかった。マスクがあると、やっぱり表情が隠れてしまう」
• 「ご利用者さんの方から話しかけてくれて、すごく嬉しかった!」
• 「参加前は“静かな場所かな”と思っていたけれど、皆さん元気で、逆に私たちが力をもらいました」
• 「リーダーをしている姿を見て、私もタンゴセラピストになりたいと思いました!」
以上です。
まだまだ反省点も多い活動でしたが、施設の職員さんが最後に「ぜひまた来てください」と言ってくださった一言に安堵と共に、次なる活動への意欲が湧き上がりました。
⸻
活動プログラム(第2回)
• お一人ずつご挨拶
• ストレッチ
• 手タンゴ
• リズムエクササイズ
• デモ&生演奏&皆で歌(ギター弾き語り「木綿のハンカチーフ」)
• ステップレクチャー
• ダンスタイム
• アブラッソでご挨拶
参加ご利用様:30名
リーダー:たかみさん、やすこ
ボランティアメンバー:けいじさん、かずこさん、(以下福岡大学の学生さん)かれんさん、菜々さん、菜花さん、裕太さん、侑介さん
★活動予定日がわかる!タンゴセラピー協会メールマガジン登録はこちら👉https://tangotherapy.net/mailmagazine.html
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
★活動は皆さまのご支援により支えられています。ご寄付のご協力をお待ちしています。
https://tangotherapy.net/support.html
★YouTubeインタビュー
https://youtu.be/VFJrF64jiLI
▼申込方法 現状感染対策として訪問人数制限があるため、ご希望の方はお問い合わせください。
#訪問レクリエーション #介護施設レクリエーション #老人ホーム #タンゴセラピー #NPO法人日本タンゴセラピー協会
自治体・施設の方へ