【2025/5/1(木)活動報告@音羽えびすの郷】
まりこです。
5月になりました。うららかな日差しの下、江戸川橋駅前に集まったのはリーダーのケニーさん、栃木から来たひろおさんと私まりこ。ゴールデンウイークの合間の平日なので「いつもの」メンバーで、介護老人保健施設《音羽えびすの郷》に向かいます。
今日は9階へ。私たちは月に2回お伺いしているのですが、こちらは大規模な施設で、フロア毎の開催となるので、皆さまにお目にかかるのは2か月ぶりなのです。それでも、私たちのことを覚えていて、楽しみに待っていてくださる方もいらっしゃいます。
いつものようにおひとりずつにご挨拶ののち、ストレッチ、手タンゴ、リズムエクササイズとプログラムは進みます。今日は施設のスタッフの方も大勢参加くださっているので、ご入居者の皆さまもいつもにも増して落ち着いて身体を動かしていらっしゃるように見えます。
4月と5月がお誕生月の方はおひとり、ちょうどお風呂タイムでフロアにはいらっしゃらなかったのですが、若いスタッフの方が2名に私まりこも含め4人分のお祝いの「ハッピーバースデー」を歌っていただきました。訪問するいろいろな施設で毎回誕生日を祝っていただくのはちょっと照れますが、嬉しいものです。ケニーさんと私まりこで1曲、ワルツを踊らせていただきました。
長年社交ダンスを踊っていたという女性がいらっしゃいました。83歳の時にダンスから引退されて、その時以来のダンスタイムなのだそうです。本当は立ち上がって踊りたいから「悔しいわ~」とおっしゃりながらも、私たちの手をしっかり握ってリズムをとってくださいました。悔しいけれど、今できることを精一杯楽しんでいらっしゃるご様子。そうですよね。
そして皆さまのダンスタイム。車椅子から立ち上がって踊ってくださる方も。普段はほとんど歩かないけれど、施設スタッフの方々が後ろからしっかり支えてくださるので、安心してチャレンジができたのだそうです。よかった…
ひろおさんは何やらすっかり話し込んでいらっしゃいます。戦時中の「疎開先」がひろおさんのお住まいの近くだったことが分かって、地元の話で大いに盛り上がったのだそうです。「ご縁ですね~」。本当に…一期一会を大切に暮らしたいと思いました。
そして締めくくりは恒例の「アブラッソ」で。この言葉「アブラッソ」、スペイン語でハグを意味します。タンゴではとても大切な言葉。ひとりの女性がこの言葉をしっかり覚えていてくださいました。2か月ぶりなのに、この記憶力、素晴らしいです!きっと「タンゴセラピーの日」を楽しみにしてくださっていたんですね。
終了後に、5月生まれの若い男性スタッフとお話をしました。「お優しいですね~」って声をかけると「いや~、自分はスパルタですよ(笑)」って。こちらはリハビリ施設なので、スパルタで接する必要のある時もおありなのだと思います。でも、それも大切なこと。あたたかいお気持ちが伝わってきました。
ご参加くださったすべての皆さま、音羽えびすの郷の皆さま、ありがとうございました!
活動プログラム
* お一人ずつにご挨拶
* ストレッチ
* 手タンゴ
* リズムエクササイズ
* ステップ練習
* 休憩時間&デモ (ハッピーバースデーを合唱、ダンスデモ:ケニー&まりこ)
* ダンスタイム
* アブラッソでご挨拶
第47回
入所者さま参加者 16名、(車椅子の方6名)
リーダー : ケニーさん
ボランティアメンバー:ひろおさん(栃木から)、まりこ
次回の活動は5月15日(木)となります。
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
★活動は皆さまのご支援により支えられています。ご寄付のご協力をお待ちしています。
https://tangotherapy.net/support.html
★YouTubeインタビュー
https://youtu.be/VFJrF64jiLI
▼申込方法 現状感染対策として訪問人数制限があるため、ご希望の方はお問い合わせください。
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