のぶさんです
今日は、初めて、兵庫県川西市にある介護付き有料老人ホーム「ウエルハウスキセラ」の皆様のところへ活動に伺いました。
開始時間の30分前から会場に来られる方もおられて、その後も、続々と集まっていただき、あっと言う間に20名と準備した椅子がいっぱいになりました。皆さま、何が始まるのかと興味津々で、こちらも少し緊張気味でした。そして、副施設長の方も見守りの為に参加していただきました。
先ず、日本タンゴセラピー協会の説明、自己紹介、今日のスケジュールとひと通りのことを話した時点では、利用者の方々も硬い表情でした。ところが、アブラッソの説明をして、アブラッソの体験をすることになったとたん、ほとんどの方がアブラッソを受け入れていただきました。そして、「(興奮気味に)生まれてはじめてハグ(アブラッソ)をしたわ。」とか、「恥ずかしいけど、うれしいわ。」とか大騒ぎになってしまいました。
副施設長の方もはじめ円陣の外側で見守っておられたのですが、ケイティさんとアブラッソを体験していただいた後は、すんなりと円陣に座っていただき積極的に一緒に活動していただきました。
次に、座ったままで、「軽くストレッチ」、「手拍子」、「タイミングタッチ」、「足踏みリズム」。そして、全員で手を繋いで「手タンゴ」。すると、ひとりの利用者様が、「ここ(施設)に来て6年経つけれど、(同じ利用者様と)手を繋ぐなんて初めてよ。」と、これも初めての体験のようでした。
後半は、座ったまま「体重移動」の練習をしました。そして、立つことができる利用者の方には、ケイティさんがアブラッソをして音楽に合わせて「体重移動」の練習をしました。最後に、タンゴセラピー体操をして、再びアブラッソをして活動を終えました。
ケイティさんに感想を聞くと、「タンゴの音楽に合わせて手拍子している利用者様の目がキラキラして楽しそうにされているのが印象的でした。毎月少しずつ通っていくうちに、もっと会話が弾んだりする日が来るのが楽しみです。」とのことでした。
解散後、迎えに来られた職員の方々とタンゴセラピーの様子を話しながら、各部屋に戻られていかれましたが、特に、車椅子で来られたひとりの方が、楽しそうに手を振ってリズムを取りながら、クンパルシータを口ずさみながら、ご自分の部屋に戻られたのが印象的でした。
今回は、はじめての場所ではじめてのメンバーでのセラピーでしたが、ケイティさんが臨機応変に対応していただいたので大変助かりました。また、当日の朝に急にボランティアをお願いして来ていただいた保育士のノンちゃんありがとうございました。
活動プログラム
・対面挨拶
・アブラッソ体験
・ストレッチ
・手タンゴ
・リズムエクササイズ
・休憩
・体重移動
・タンゴセラピー体操
・アブラッソでご挨拶
第1回
利用者様20名(うち車椅子5名)
スタッフ1名
リーダー のぶさん
アシスタント ケイティさん
ポランティア ノンちゃん
次回開催 10月18日(土)