【2025/9/19(金)活動報告@北区パーキンソン病友の会】
まりこです。
ようやく少し涼しくなりました。今日集まったボランティアメンバーはリーダーのケニーさん以下、えみさん、りかさん、私まりこの4名。次々に会場に到着される皆さまとあたたかいアブラッソを交わしながら、皆さまと一緒に会場準備をすすめています。
この「北区パーキンソン友の会・タンゴ部」の大切なメンバーだったおひとりの方が8月に他界されました。車椅子をご利用で、最初にお目にかかった時は立ち上がることも難しいご様子でした。いつも奥さまが傍らに、にこにこと付き添っていらっしゃいました。最後にお目にかかったのは7月の活動日。体調がよろしいようで立ち上がり、私たちと腕を取り合ってフロアをぐるりと歩いてくださいました。その時のお姿は私たちみんなの目に焼き付いています。
今日はもう、彼はいらっしゃらないのだな~と寂しい気持ちでいたところへ、その彼の奥様とお孫さんが登場!わぁ~、嬉しい!お孫さんは雰囲気がお父さまによく似ていらっしゃる!
早めにお越しの方がケニーさんと練習をしているのを見て「いいなあ、私も練習したい!」という声があちこちからあがり、入り口わきで「非公式練習会」がスタート、みんなで輪になってバランス体操を始めました。そうこうしているうちに開始時間!
今日はタンゴ教室の「初心者クラス」みたいなプログラムです。ケニーさんは張り切って、ホワイトボードに今日のプログラムを書いています。今日は何をするの?
タンゴセラピーとは?その大切な要素は:
・アブラッソ(抱擁・ハグ)
・カミナンド(歩き)
・ムシカ(ミュージック)
そして今日のプログラムは:
・バルドッサ(ボックスステップ)
・バイベン(va y ven)
・レボーテ
まずはストレッチから手タンゴ、とプログラムが進みます。ステップ練習では、ご高齢者の施設とは異なり、タンゴダンスの基本動作の練習をします。これは私たち、タンゴ愛好者にとっても大切なもの。基礎練習ができるのは私にとってありがたいことです。膝だけではなく足首と腰も柔らかく使って、前後と横への重心移動を練習します。そしてペアになっての歩きの練習、行ったり来たりのバイベンや横の行ったり来たり、レボーテの動きの練習もします。
休憩時間、今日は皆さまが梨やリンゴ、ミカンをお持ちくださいました。乾いたのどにとてもありがたい、おいしく頂戴しました。そして日本タンゴ・アカデミーの中村先生から寄贈いただいたCDを皆さまにお分けしたり、ケニーさんの今後の企画予定を伺ったり、わくわくする時間です。そして、ケニーさんと私まりこで踊らせていただきました。本当のことを言うと、私のダンスは下手で申し訳ないといつも思っています。もっと素敵なものを見ていただきたいのだけれど、私の腕前ではここまでで、申し訳ない。このあと、私はタンゴダンスのレッスンに向かいます。もっと、良いものを見ていただけるようになるように、私も努力いたします。
そして初心者クラスのように、皆さまと一緒にステップを踏みます。以前に比べて、皆さまずいぶん安定して歩いたりステップを踏んでいらっしゃるように感じます。集中力が高まって、どんどんしっかりした足取りに変わっています。
ご参加くださった皆さま、ボランティアメンバーの皆さま、ありがとうございました!
第9回
参加ご利用者様 8名
リーダー: ケニーさん
アシスタント :えみさん、りかさん、まりこ
*日本タンゴセラピー協会は、リコー社会貢献クラブ「Free Will」様に応援していただいています!
★活動は皆さまのご支援により支えられています。ご寄付のご協力をお待ちしています。
https://tangotherapy.net/support.html
★YouTubeインタビュー
https://youtu.be/VFJrF64jiLI
▼申込方法 現状感染対策として訪問人数制限があるため、ご希望の方はお問い合わせください。
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