のぶさんです
今日は、兵庫県川西市にある介護付き有料老人ホーム「ウエルハウスキセラ」の皆様のところへ、2回目の活動に伺いました。
開始時間前から、「今日は何をするの?」と興味深々で会場に来られる方もおられ、その後も、職員の方々が車椅子を誘導されて、あっと言う間に準備したスペースがいっぱいになりました。
先ず、私たちの身元(日本タンゴセラピー協会)の説明、自己紹介、今日のスケジュールとひと通りのことをお話しました。
そして、「アブラッソは挨拶です。」と言う説明をして、アブラッソの体験。最初躊躇されていた方々も、他の人がアブラッソをするのをご覧になられて、「わたしも」と次々アブラッソをされて、結局、全員とアブラッソをすることができました。
次に、「手の指と表情とリンクする運動」、「誤嚥防止運動」、「つまずき防止運動」など
座ったままで、利用者様の様子を伺いながら進めます。そして、全員で手を繋いで、ゆっくりとしたタンゴの曲で「手タンゴ」。同じ利用者様と手を繋ぐだけで、嬉しそうにされている方も多くおられました。
管理部の方は、遠くから全体の様子をご覧になっておられましたが、見守り担当の職員の方は円陣の中に入って、利用者様と一緒に活動していただきました。
後半は、ケイティさんが代わって、リズムのパート。タンゴの軽快な曲を選んで、手拍子と足踏みですが、次第に複雑になる順番に、利用者様のみなさんは熱心についてこられました。中には、何とかマーチを口ずさみながら、余裕で手拍子をされる方もおられました。
今回はステップをする時間がありませんでした。しかし、昔ダンスをされていた利用者様が「踊りたい。」とおっしゃられたので、のぶさんと組んで、楽しい曲に合わせて皆さんのまわりを一周しました。積極的な方がおられるとセラピーもより楽しくなります。
最後に、タンゴセラピー体操をして、再びアブラッソをして活動を終えました。
活動終了後、迎えに来られた職員の方々に、利用者様が「楽しかったわあ。」と話されていたのが印象的でした。
帰り際、施設の管理部の方から、「車椅子の方でも踊った気分になることはできますか?」とか、「お一人お一人がお声を出すようなことができますか?」と言うご要望がありました。これらは、来年の課題にしたいと思います。
今回は、2回目のセラピーでしたが、ケイティさんが楽しいリズム運動をしていただいたので大変助かりました。また、はじめて参加されたセラピストのみかさんから「たくさんの方々が喜んで帰られたのがよかったです。」と感想をいただきました。
活動プログラム
・対面挨拶
・アブラッソ体験
・ストレッチ
・手タンゴ
・リズムエクササイズ
・休憩
・アブラッソで組む
・タンゴセラピー体操
・アブラッソでご挨拶
第2回
利用者様12名(うち車椅子8名)
スタッフ1名
リーダー のぶさん
アシスタント ケイティさん、みかさん
次回開催 2026年1月17日(土)14時から