お知らせ
Information

  • お知らせ
  • 【2026/6/14(日)活動報告@きらめき・後編】
2026.06.14 活動報告デイサービス特別イベント特別養護老人ホーム

【2026/6/14(日)活動報告@きらめき・後編】

きらめき様 タンゴセラピー活動報告・後編楽しいから続けられるケアへ ――タンゴセラピーとエンタメの可能性


前編では、当日の熱気や会場全体に生まれた一体感を中心にお伝えしました。 後編では、活動後の振り返りで交わされた言葉から、タンゴセラピーがご利用者様だけでなく、スタッフの皆さま、学生、地域の方々にとっても、どのような意味を持ち得るのかを見つめていきます。



活動後の振り返りには、私たち訪問メンバーだけでなく、中原社長や、北九州で地域福祉活動に携わっておられる方々も引き続きご参加くださいました。



中原社長からは、まず次のようなお話をいただきました。 「今夜は(ご利用者の)皆さん、よく眠れると思います。満足した幸せな時間がないと、不穏な気持ちになって眠れなくなってしまうことがあります。こういう時間が20分でも30分でも、本当は毎日あるといいなと思っています。」 また、 「悲しいことや疲れていた気持ちが、浄化されるようなエネルギーに変わっていったのは、皆さんのおかげです」 という言葉もいただきました。



初参加の学生からは、 「ご利用者さんの方から話しかけてくださって嬉しかったし、こちらが元気をもらえました」 という感想がありました。 それに対して中原社長は、 「正直に言うと、スタッフも疲労を抱えています。介護の仕事と自分の家庭とで。だからこそ、今回のようにご利用者様とスタッフが一緒にタンゴセラピーを経験し、同じ場で笑顔になれたことは、スタッフにとっても元気をもらえる時間になったと思います」 と話してくださいました。



この言葉から、タンゴセラピーはご利用者様だけでなく、スタッフの皆さま、学生、ボランティア、私たち自身にとっても、心がほっとほどけ、自然と笑顔が戻ってくる時間になり得るのだと感じました。 もちろん、改善点もありました。



今回は50名ほどのご利用者様が半円状に2〜3列で座られていたため、前後のスペースが狭く、動きが制限される場面がありました。また、会場が横に広かったことで、進行内容が伝わりにくい方もいらっしゃいました。 次回に向けて、椅子の配置、声の届け方、ボランティアメンバーの立ち位置などを、さらに工夫していきたいと思います。(後日、具体的な改善案も早速出ています)



院生のメンバーからは、こんな感想もありました。 「これまで接してきた方よりも反応が薄い方がいらっしゃいました。けれど、優しく触れているうちに、目の奥がふわっと開くのがわかったり、その方なりにリズムを刻んでくださったことが嬉しかったです。」



また、普段も介護の現場で働くカアイさんは、 「踊ること、動くことがすべてではないと思っています。手を触れて話しかけ続けることで反応を示してくださり、こちらの心も温まりました」と話してくれました。 このような感想に対し、中原社長は、 「認知症の介護度が重たい方ほど、本当はそれを求めているので、とても嬉しかったと思います。反応が薄い方の方が、心の感覚は敏感になっているんです。」 とお話しくださいました。



この言葉は、学生たちにとっても大きな励みになったと思います。 「これで良かったのだろうか」と少し不安を抱えながら接していた場面もあったかもしれません。けれど、目線を合わせること、手にそっと触れること、声をかけ続けること。その小さな関わりが、確かにご利用者様に届いていたのだと感じることができました。



そして最後に、タカミさんからは、ユマニチュードとタンゴセラピーの違い、そしてタンゴセラピーならではの可能性について話がありました。 ユマニチュードの4つの柱である「見る・話す・触れる・立つ」は、とても大切なことです。けれど、介護する側が疲労や時間的制約を抱える中で、それを毎日継続して実践していくことは、決して簡単ではありません。 だからこそ、タンゴセラピーのように、介護に「エンタメ化」という側面を持たせることが重要なのではないか。


介護する側と介護される側が、同じ場に参加し、同じ音楽の中で身体を動かし、互いに笑顔になる経験を持つこと。 それがあるからこそ、タンゴセラピーは「続けられるケア」になり得るのではないか、というお話でした。



全体での振り返りを終えた後は、学生たちに向けて、タカミさんによるユマニチュードのミニ講義も行われました。 そして、今日も大活躍してくれた学生たちを讃え、今回の全工程を終えました。 今回のきらめき様での活動は、ただ盛り上がっただけの一日ではありませんでした。
大きな笑い声の中にも、静かに目が開く瞬間がありました。 音楽が聞こえないほどの熱気の中にも、そっと手を握り続けるケアがありました。 タンゴセラピーは、踊る人だけを変えるのではなく、その場にいる人たちの関係を少しずつ動かしていく。
今回の活動は、その力を強く感じさせてくれる時間となりました。



参加メンバー

セラピスト:タカミさん、カアイさん、ケイジさん、ヤスコ、(以下、福大の皆さん)カレンさん、フミさん、ユウスケさん、ユウタさん、クルミさん、ココネさん、ココロさん、メイコさん、ユウダイさん。




★活動は皆さまのご支援により支えられています。ご寄付のご協力をお待ちしています。
https://tangotherapy.net/support.html 

YouTubeインタビュー 
https://youtu.be/VFJrF64jiLI 


▼申込方法 現状感染対策として訪問人数制限があるため、ご希望の方はお問い合わせください。 

#
訪問レクリエーション #介護施設レクリエーション #老人ホーム #タンゴセラピー #NPO法人日本タンゴセラピー協会

 

 

 

きらめき様 タンゴセラピー活動報告・後編楽しいから続けられるケアへ ――タンゴセラピーとエンタメの可能性




一覧に戻る
趣味を社会貢献に!さあ、踊ろうMake your hobby a social contribution!

ボランティアするVolunteer

READ MORE

セラピストになるTherapist Course

READ MORE

自治体・施設の方へ