【5/28(日)特別活動報告@滋賀】
今日は、滋賀県大津市にある、介護老人福祉施設真野しょうぶ苑にて訪問に行って、3つの特別活動を開催してきました!
こちらは、タンゴセラピストメンバーのみさえさんが働かれていて、以前から希望があったのですが、今回ついに開催することができました。
ボランティアメンバーには、昨日養成講座を受講されたセシリアさんと昨日もなんばの活動にご参加されていたカナさん、そして、みさえさんの娘さんが参加。
そして、施設の副施設長さんをはじめ、介護士さん、看護師さんもご参加され、入所者さん13名がご参加されました。
朝10時半からの活動でしたが、眠たそうにされている方はいらっしゃらず、皆さんお元気そうに会場に来られました。
約半数の方が車椅子をご利用されており、タンゴを聴いたことがありますか?という質問には多くの方が手を挙げられて、中には、「18歳でラクンパルシータでタンゴ始めたのよ。クンパルシータをかけて欲しいわ」と言われる方もいらっしゃいました。
プログラムは、ゆったりとすすめ、その合間合間に、カナさんとみさえさんとでもの時間も作りました。
みなさん最初から笑顔の方も多かったのですが、ふれあいや、リズムに合わせた動きで体がアクティブになって来るにつれ、より満面の笑顔に、お話をされる方も多くなって来ました。
タンゴセラピー体操のポーズには、手をキラキラ動かすポーズのアイデアを出してくださった方がいて、皆でそのポーズを揃えました。
活動の最後に皆様から感想を聞いたのですが、
「だいぶん細くなったわ!」と会場を沸かせるご利用者様、
「介助以外で初めて皆さんとアブラッソした」と笑顔で話す看護師さん
「普段と違う表情が見れました」とカメラマンさん
「これはぜひ続けていきたいですね」と副施設長さん
「70年ぶりに踊ったわ」とご利用者様
などなど、たくさん嬉しいコメントをいただきました。
60分のプログラム時間はあっという間に過ぎ、皆様が楽しかったと言ってくださいました。
そしてそのあとは、お昼休憩を挟んで、地域の方へのタンゴセラピー体験会を開催。
こちらはなかなかご興味を持っていただくのが難しかったようで、お一人社交ダンスを30年以上されているという方がご興味を持ってご参加してくださいました。そして、他の方の参加がなかったので、先ほどのタンゴセラピーにはご参加が難しかった皆さんを呼び、のんびりゆったりと体験会が進んで行きました。
そして、ミロンガ(ダンスパーティー)。こちらは、お客様は誰も来ないのではないかと心配しておりましたが、京都で活動されているとおる&えつこさんや、お一人でご参加された方もいらしで、施設入居者の方も一人降りてこられて、まさに介護施設ならではのミロンガになったのではないかと思いました。
初めての企画で、まだまだ足りていない部分もあると思いますが、こうしてまずは最初の1回を行っただけで少しいい意味で先が見えた感じがしました。そして今回の活動をきっかけに、特別養護老人ホームを会場に色々なイベントを開催することは、その施設の入所者やボランティアメンバーだけでなく、こうしたイベントはつい次次やっていくということが大事だなあと思いました。
真野しょうぶ苑の皆様、そして、ボランティアメンバーの皆様、ご参加いただきありがとうございました!!!
自治体・施設の方へ